| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
等式の性質、不等式の性質 | 計算法則など式の性質を深く理解し、応用的な計算ができる。 | 計算法則など式の性質を理解し、基本的な計算ができる。 | 計算法則など式の性質を全く理解していない。 |
実数とその性質・平方根、複素数 | ・実数の性質を深く理解し、循環小数を分数に直すことが正確にできる。
・範囲を考慮し、絶対値の計算が正確にできる。
・平方根の意味、根号と絶対値の関係を深く理解し、複雑な有理式が計算できる。
・共役複素数を利用して、複素数の計算ができ、実数部と虚数部に整理できる。 | ・実数の性質を理解し、循環小数を分数に直すことができる。
・簡単な絶対値の計算ができる。
・平方根の意味、根号と絶対値の関係を理解し、分数の分母の有理化ができる。
・共役複素数を利用して、基本的な複素数の計算ができる。 | ・実数の性質を理解しておらず、循環小数を分数に直せない。
・絶対値の計算ができない。
・平方根の意味、根号と絶対値の関係を理解していないので、分数の分母の有理化もできない。
・共役複素数を利用して、複素数の計算ができない。 |
整式の加法・減法、整式の乗法 | 整式の加法、減法および乗法を深く理解し、高次数の式も正確に計算ができる。 | 整式の加法、減法および乗法を理解し、低次数の式であれば計算ができる。 | 整式の加法、減法および乗法が全くできない。 |
因数分解、整式の除法 | ・たすきがけを利用して、高次数の式を因数分解できる。
・高次数の整式の除法、組立除法が正しくできる。 | ・たすきがけを利用して、因数分解ができる。
・整式の除法、組立除法から、商と余りを求めることができる。 | ・たすきがけを利用して、因数分解ができない。
・整式の除法、組立除法から、商と余りを求められない。 |
剰余の定理と因数定理 | 剰余の定理と因数定理を深く理解し、因数分解にも積極的に利用できる。 | 剰余の定理と因数定理を理解している。 | 剰余の定理と因数定理を全く理解していない。 |
分数式 | 複雑な分数式でも、既約分数に整理できる。
| ・簡単な分数式であれば、既約分数に整理できる。
・簡単な繁分数式であれば整理できる。 | ・分数式を既約分数に整理できない。
・繁分数式が整理できない。 |