日本語コミュニケーションⅠ(0208)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本語コミュニケーションⅠ(0208)
科目番号 0055 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 北村薫・宮部みゆき編 『名短編、さらにあり』(筑摩書房)
担当教員 戸田山 みどり,海野 かおり

到達目標

仕事で使う文書作成法の基本技術を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1仕事で使う文書作成法の基本技術を身についている。仕事で使う文書作成法の基本技術をほぼ身についている。仕事で使う文書作成法の基本技術を身についていない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
理科系の仕事の書き方としてのテクニカル・ライティングの基礎として、論理的な文章の仕組みを理解し、自分の考えを論理的に述べ、情報を収集・整理し、正確に伝える力を養う。
授業の進め方・方法:
文章作成の基礎を学びながら、最終的にはテーマに沿った文章を作成できるようにする。
注意点:
この授業は授業時間数の倍の自学自習時間が設定されているため、随時、課外の課題の提出がもとめられる。したがって、授業時間以外の準備と課題作成を怠らないよう留意すること。最終的には授業をふまえて自分の推薦する図書の推薦文を書く。したがって、推薦する図書を用意しておく必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 自由な意見交換(読書会)/感想と意見のちがい
3週 文学作品:さまざまな読み方のできる文章
4週 文学作品:さまざまな読み方のできる文章
5週 論述文:読み方が確定すべき文章
論述文:読み方が確定すべき文章
論述文:読み方が確定すべき文章
6週 論述文:読み方が確定すべき文章
7週 論述文のつくり: 「主張」、「理由」、「説明」
8週 論述文のつくり: 「主張」、「理由」、「説明」
2ndQ
9週 論述文を読む
10週 論述文を読む
11週 論述文を比較・要約する
12週 論述文を比較・要約する
13週 資料にもとづき、論述文を書く
14週 資料にもとづき、論述文を書く
15週 目的のある文(図書の推薦文)を書き、発表する
16週 目的のある文(図書の推薦文)を書き、発表する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3

評価割合

課題発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合601030000100
基礎的能力601030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000