微分積分学ⅡB(0028)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 微分積分学ⅡB(0028)
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専テキストシリーズ 微分積分学2 (森北出版)、同左 問題集,及び教員作成プリント
担当教員 鳴海 哲雄,若狭 尊裕,吉田 雅昭,和田 和幸

到達目標

2変数関数の導関数を求められること。全微分ができること。2変数関数の極値を計算できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑な2変数の関数の導関数を求めることができる2変数の関数の導関数を求めることができる2変数の関数の導関数を求めることができない
評価項目2接平面の方程式、全微分を求めることができ、近似の応用できる接平面の方程式、全微分を求めることができる接平面の方程式、全微分を求めることができない
評価項目3極値問題、条件付き極値問題が解ける極値問題が解ける極値問題が解けない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
微分積分学IIAに続く微分積分を学ぶ。主な内容は関数の展開と偏微分法です。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って、解説、公式、例題、問と進んでいく。公式は自分で証明できなければ使い物にはならないので、ゆっくりと丁寧にやっていく。確実な計算力を養成するため、問題練習にはできるだけ多くの時間を割く。授業内容の確認をするために、小テストを実施する。教科書・問題集のA問題は全て到達度試験の出題範囲となる。B問題、発展問題についてはそのつど指示する。本授業は90分授業を1回とし、週2回行う。
注意点:
自分で考え、計算することが最も大事なことである。授業中の演習の際には、他人の答を写さず、自分で解くことが最も重要である。疑問点などがあった場合は、オフィスアワーを活用して担当教員などに質問に行くこと。小テストと定期試験の答案は採点して返却するので、各自で到達度を確認すること。 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 2変数関数 基本事項を理解し、問題を解くことができる
2週 偏導関数 基本事項を理解し、問題を解くことができる
3週 合成関数の導関数・偏導関数、接平面 基本事項を理解し、問題を解くことができる
4週 全微分と近似 基本事項を理解し、問題を解くことができる
5週 2変数関数の極値、極値の判定法 基本事項を理解し、問題を解くことができる
6週 陰関数の微分法、条件付き極値問題 基本事項を理解し、問題を解くことができる
7週 練習問題 基本事項を理解し、問題を解くことができる
8週 到達度試験 (答案返却とまとめ)
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験小テスト合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000