地学(0111)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地学(0111)
科目番号 0075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 高等学校 地学基礎 改訂版(啓林館)
担当教員 河村 信治

到達目標

地球の概観、地球の内部と活動、大気と海洋について理解し、説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球の構造と、プレートテクトニ クスによる諸現象について理解で き、説明できること地球の構造と、プレートテクトニ クスによる諸現象について理解で きるが、説明できないこと地球の構造と、プレートテクトニ クスによる諸現象について理解で きないこと
評価項目2大気と海水の運動とそれによる諸 現象について理解でき、説明でき ること大気と海水の運動とそれによる諸 現象について理解できるが、説明 できないこと大気と海水の運動とそれによる諸 現象について理解できないこと
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期 週2時間
ヒトや生物の生存の基盤であり、また環境問題や自然災害について考える基礎となる、地球の構造と、プレートおよび大気と海洋の運動等の地学現象について学ぶ。
授業の進め方・方法:
【2コース合同授業】
地学現象の基礎として、1)地球の概観、2)地球の内部構造とプレート運動、3)大気と海洋、4)自然災害のメカニズム、について講義する。
注意点:
1.履修にあたっては、中学で履修した理科を十分に復習しておくこと。地学は総合的な自然科学である。
  そのため、物理系、化学系も含めて自然科学系の授業内容を広く理解しておくこと。
2.到達度試験100%で、総合評価を100点満点として、60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球の概観 太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。
2週 地球の内部構造 地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。
3週 プレートテクトニクス 地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。
4週 火山活動、地震 マグマの生成と火山活動を説明できる。地震の発生と断層運動を理解できる。
5週 大気圏 大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。
6週 大気の大循環 大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。
7週 海洋と海流 海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる
8週 達成度試験とまとめ
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。3
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000