社会科総合Ⅱ(0302)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会科総合Ⅱ(0302)
科目番号 0150 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 永田素彦・河村信治(編)『がんばるのだ:岩手県九戸郡野田村の地域力』弘前大学出版会(2015年)
担当教員 佐藤 純,平川 武彦,河村 信治

到達目標

・現場で観察したことを記録(フィールドノート)し、報告、状況説明できる。
・ワークショップ(参加型学習、グループディスカッション)の技法と考え方を体得する。
・異文化理解の基本的スキルや思考法を身に着ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地域の環境、文化を積極的に理解し、地域活動に積極的に参加できる。地域の環境、文化に関心を持ち、自ら調べ、理解することができる。地域の環境、文化について調査と理解が十分でない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Think Globally, Act Locally:グローバルな視点を持ち、地域から行動する。フィールドワーク、ボランティア、まちづくりに通底する理論と実践について学ぶ。参加・体験型の思考法と、ワークショップの基本的スキルを身につける。
・八戸高専COC事業「北・東北学」の一環として、リアルな地域の課題や魅力を探究する。
・フィールドワーク、災害ボランティア、まちづくり・まち育てワークショップの理論と実践スキルの基礎が身につく。
授業の進め方・方法:
・座学では、地方都市八戸のまちづくりの課題、北東北沿岸地域の震災復興の現状、地方創生の考え方と展望について講義するほか、グループワーク形式で課題の抽出と整理、アイディア提案の演習を行う。
・所定の開講時間以外に、早朝のえんぶりや八戸中心街のまちづくり活動現場、東日本大震災津波被災地の復興状況等の見学や、自主探究のフィールドワークを実施する。
注意点:
社会や地域に対する好奇心を持って受講すること。授業および自主探究的に開講時間以外のフィールドワークの課題があるので、受け身でなく、自発的に考え行動する覚悟があること。
・自ら考え動こうとすること。受け身で連れて行ってもらうのではなく、自らフィールドに出ていくことを厭わないこと。所定の授業時間以外に、八戸市内程度のフィールドワークを課す。
・講師の話をただ漫然と聞くのではなく、メモを取るなど積極的な態度で授業を受けること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 まちあるきと課題の発見
3週 フィールドワークの基礎
4週 アクションリサーチ
5週 フランスの生活と文化(担当講師:平川武彦)
6週 フランスの生活と文化(担当講師:平川武彦)
7週 八戸中心市街地のまちづくり
8週 八戸中心市街地のまちづくり
4thQ
9週 ボランティア考
10週 ボランティア考
11週 八戸の文化とまちづくり(えんぶり)
12週 八戸の文化とまちづくり(えんぶり)
13週 地方創生と地域の課題
14週 地方創生と地域の課題
15週 ふりかえりとまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000