機械設計製図Ⅱ(1101)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械設計製図Ⅱ(1101)
科目番号 0161 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 機械製図,林洋次他,実教出版
担当教員 黒沢 忠輝,森 大祐

到達目標

1.機械要素に関する基礎知識を身につけ、機械要素を正しく選定できる。
2.機械要素に関する製図を計画的に遂行できる。
3.作成した図面の内容を正しく説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種の機械要素を正しく選定または設計し、部品を正確に作図できる。各種の機械要素を正しく選定または設計できる。各種の機械要素を正しく選定または設計できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
JIS規格に基づく機械製図は機械技術者に必要不可欠な共通言語である。この講義では機械設計製図Ⅰで身につけた基礎的な図面の書き方のルールを基に、機械要素の製図と簡単な設計を行い、より実践的な機械設計・製図に関する知識を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
製図規格の説明や機械要素の説明を講義形式で行う。単元ごとに製図課題や計算課題を設ける。また、学期ごとに試験を行い、機械要素の基礎事項に関する理解度を確認する。
注意点:
3年次以降の設計・製図の科目の基礎となるものである。文字通り, 身につけるよう意識すること。
課題ごとに設定された締切を守ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 軸およびキー、ピン 軸の種類と用途を理解できる。
2週 課題1(軸、キー) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
3週 課題1(軸、キー) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
4週 軸継手・クラッチ 軸継手の種類と用途を理解できる。
5週 課題2(軸継手) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
6週 課題2(軸継手) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
7週 課題2(軸継手) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
8週 (到達度試験)試験の返却とまとめ
2ndQ
9週 軸受 滑り軸受の構造と種類を説明できる。
10週 課題3(軸受) 転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。
11週 課題3(軸受) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
12週 課題3(軸受) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
13週 歯車 歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表しかたを説明できる。
14週 課題4(平歯車) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
15週 課題4(平歯車) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
16週 (到達度試験)試験の返却とまとめ
後期
3rdQ
1週 課題5(かさ歯車) 歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表しかたを説明できる。
2週 課題5(かさ歯車) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
3週 課題5(かさ歯車) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
4週 プーリー、スプロケット 歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表しかたを説明できる。
5週 課題6(Vプーリー) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
6週 課題6(Vプーリー) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
7週 課題6(Vプーリー) ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの図面を作成できる。
8週 (到達度試験)試験の返却とまとめ
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。4前1,前5,前10,後1
機械設計軸の種類と用途を理解し、適用できる。4前2
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。4前2,前4
滑り軸受の構造と種類を説明できる。4前2,前9
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。4前2,前9
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。4前2,前12,後7

評価割合

課題到達度試験合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000