機械システムデザイン演習Ⅱ(1551)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 機械システムデザイン演習Ⅱ(1551)
科目番号 0284 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 工作実習プリント
担当教員 鎌田 長幸,井関 祐也

到達目標

(1)各加工方法を理解し,工作機械の操作方法を体得すること。
(2)自分の目で確かめた安全作業について深めること。
(3)加工について調べて,自分で考えたことをレポートにまとめること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
工作機械の操作方法各加工方法を理解し,工作機械の操作方法を実行できる特定の加工方法を理解し,工作機械の操作方法を実行できる各加工方法を理解し,工作機械の操作方法を実行できない
安全作業工作機械操作における安全作業について説明できる工作機械操作における基本的な安全作業について説明できる工作機械操作における安全作業について説明できない
レポート加工について調べて,自分で考えたことをレポートにまとめるできる加工について調べて,その内容をレポートにまとめるできる加工について調べて,レポートにまとめるできない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】秋学期
実験実習の目的は,機械加工の基礎的な旋盤加工,NC加工,レーザー加工,CAD/CA,塑性加工における入門的加工技術の体得である。これらの実習を真剣に受講することによって,各教科の実験知識がさらに深められる。さらには,座学で学んだ知識と有機的に結びつけて理論と実際を習得する。
授業の進め方・方法:
6名程度/班で4班に分かれて,8時間で1つのテーマを実習する。レポートおよび課題製品はテーマ毎に提出および完成させる。各機械工作に関しては,工作機器類の基本操作および実際の加工技術を丁寧に指導する。実習課題は以下A~Dである。
A:CAD/CAM、B: レーザー加工、画像測定機、C: 旋盤(応用)、D: フライス盤(応用)

総合評価方式(製作品評価40%,レポート60%)。ただし、レポートが不提出の場合は不可。
総合得点として100点満点のうち60点以上が合格。
注意点:
工作実習の単位が取得するため,欠席することなく真剣な態度で受講して加工技術の向上を常に心がけるとともに、レポートの提出期限は厳守のこと。病気などの理由でやむを得ず欠席した場合については,申し出て補講を受けるとともにレポートも提出のこと。その際は実習担当者の説明・注意をよく聴いて安全作業に徹すること。なお,「ものづくり」に有効な現場の知恵についてもしっかりと実地見聞すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 工作実習1 CAD/CAM・・・CAD/CAMの操作方法を学ぶ
2週 工作実習2 レーザー加工、画像測定機・・・レーザー加工機と画像測定機の使用方法を学ぶ
3週 工作実習3 旋盤(応用)・・・汎用旋盤を使用してのねじ切り作業やNC旋盤の使用方法を学ぶ
4週 工作実習4 フライス盤(応用)・・・ガイダンス機能の使用方法を学ぶ
5週 工作実習5
6週 工作実習6
7週 工作実習7
8週 工作実習8
4thQ
9週 工作実習9
10週 工作実習10
11週 工作実習11
12週 工作実習12
13週 工作実習13
14週 工作実習14
15週 工作実習15
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート製作品評価相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力0000000
専門的能力60400000100
分野横断的能力0000000