機械システムデザイン工学研修(6909)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械システムデザイン工学研修(6909)
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学専攻機械システムデザインコース 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 指導教員の指示がある。
担当教員 森 大祐,沢村 利洋

到達目標

技術者や研究者としての基礎的な能力を養う。各専門分野の情報収集や英文論文などの読解を目的とし、講読した論文の中から研究に必要な知識も得られるようになることが目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各専門分野の情報収集や英文論文などの読解ができ,さらにその内容を適切に他者へ向け発表することができる.各専門分野の情報収集や英文論文などの読解ができる.各専門分野の情報収集が十分にできず,受動的に与えられた英文論文などを訳すことはできるが,読解ができない.
評価項目2講読した論文の中から研究に必要な知識を得るのみならず,実用的に活用できる.講読した論文の中から研究に必要な知識を構築できる.講読した論文の中から研究に必要な知識を構築できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP5 異文化理解と討議・発表力・英語基礎力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】後期週2時間
機械工学は基幹産業の基盤となる分野である。そのため、これらの分野に関する研究は世界中で盛んに 行われ、その成果は特許及び論文として発表されている。また新規の学問・技術の体系は書籍として数多 く発行されている。これらの最先端の研究発表や基礎理論を知るために、特許情報調査や外国文献および 外国書籍を講読し、正確に内容を把握、理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
指導教員の指導の下に、下記の授業計画に関する特許情報検索及び外国文献、外国書籍を講読し、該当 研究の位置付け等の調査研究を行う。
調査研究内容をもとに総合的に評価する。60 点以上を合格とする。
注意点:
自主的・計画的に文献を調査研究し、講読した内容を簡潔にまとめて、発表する能力の修得に留意すること。
自学自習の成果は報告書・発表等によって評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 トライボロジーに関する調査研究
2週 非破壊検査技術に関する調査研究
3週 サーボ系の摩擦補償に関する調査研究
4週 金属粉末焼結体に関する調査研究
5週 血管病変に対する血流の流体力学的作用に関する調査研究
6週 構物の制振技術に関する調査研究
7週 光音声通信に関する調査研究
8週 癌温熱療法用加温装置に関する調査
4thQ
9週 熱流体工学に関連する調査研究
10週 教育用ロボットに関する調査研究
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。4
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。4
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4
複数の情報を整理・構造化できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。4
目標の実現に向けて計画ができる。4
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。4
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。4

評価割合

調査研究合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00