日本文化史概論(5013)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 日本文化史概論(5013)
科目番号 0055 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業システム工学専攻機械システムデザインコース 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員配布資料
担当教員 中村 泰朗

到達目標

・絵画・工芸・建築といった文化財学的観点から、日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解する。
・日本文化について、時代ごとの違いを理解できるようになる。
・日本文化について、世界の文化と関連付けて理解できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解し説明できる。日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解できる。日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解できない。
評価項目2日本文化について、時代ごとの違いを理解し説明できる。日本文化について、時代ごとの違いを理解できる。日本文化について、時代ごとの違いを理解できない。
評価項目3日本文化について、世界の文化と関連付けて理解し説明できる。日本文化について、世界の文化と関連付けて理解できる。日本文化について、世界の文化と関連付けて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・文献、絵画、建築など様々な史料を多角的に検討することで、日本と世界の文化を正しく理解する。
・モノづくりの歴史を学ぶことで、文化史と技術史を学際的に理解する。
・日本の文化と世界の文化の関連性を学ぶことで、異文化理解の重要性を理解する。
授業の進め方・方法:
・配布プリントおよびスライドを中心とした講義形式を採る。
・評価は到達度試験によって行い、100点満点中60点以上を合格とする。
注意点:
・日本および世界の歴史や文化について、日ごろから関心を持つようにすること。
・近隣の博物館や歴史的名所を訪れることによって、授業内容の復習と確認を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 今日における日本と世界の文化の多様性について、基本的な情報を整理する。
2週 古代の文化① 古代における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
3週 古代の文化② 古代における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
4週 古代の文化③ 古代における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
5週 古代の文化④ 古代における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
6週 古代の文化⑤ 古代における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
7週 中世の文化① 中世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
8週 中世の文化② 中世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
4thQ
9週 中世の文化③ 中世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
10週 中世の文化④ 中世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
11週 近世の文化① 近世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
12週 近世の文化② 近世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
13週 近世の文化③ 近世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
14週 近世の文化④ 近世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
15週 近世の文化⑤ 近世における日本の文化について、諸外国の文化と関連付けて理解する。
16週 到達度試験
まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。4
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。4
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。4
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。4
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。4

評価割合

到達度試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100