到達目標
・各分野について、基礎的事項を理解していること。
・基本問題を解くことができること。
・応用的な問題について参考書等を活用して取り組み、解くことができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 流体力学の応用問題を解くことが出来る | 流体力学の基本的な問題を解くことが出来る | 流体力学の基本的な問題を解くことが出来ない |
評価項目2 | 熱力学の応用問題を解くことが出来る | 熱力学の基本的な問題を解くことが出来る | 熱力学の基本的な問題を解くことが出来ない |
評価項目3 | 制御工学の応用問題を解くことが出来る | 制御工学の基本的な問題を解くことが出来る | 制御工学の基本的な問題を解くことが出来ない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械工学の主要分野のうち、流体力学、熱工学、制御工学の3分野に関して、本科および専攻科で学んだ内容の復習と演習を行うことで、確実な基礎学力と高度な応用力を身につける。
授業の進め方・方法:
流体力学分野、熱工学分野、制御工学分野に関する演習をゼミナール形式で行う。
1科目あたり2時間×5回のオムニバス方式で行う。
注意点:
講義で学んだ内容に関する演習問題を解くことにより、各自の理解度を確認する。理解が不十分と思われる事項については、再度テキストやノート、参考図書等によって復習し、確実に各分野の考え方を身につけることが必要である。基礎的な内容が理解できたなら応用問題に取り組むこと。難しい問題については、諦めずに自ら進んで専門書を調べ、自分で考える姿勢が重要である。
課題では、英語の問題を含めて出すので,専門用語を覚えておくこと、また、英和辞書を持参のこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
流体工学分野:ベルヌーイの定理に関する演習 |
一次元流れの仮定のもとにエネルギー保存則の式を立て,流速や圧力を予測できる.
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2週 |
流体工学分野:運動量の法則に関する演習 |
運動量法則の式を立て,流体ー物体間に作用する力を計算できる.
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3週 |
流体工学分野:ナビエ・ストークス式の解法に関する演習 |
代表的な流れについて,ナビエ・ストークス式を簡略化と解法ができる.
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4週 |
流体工学分野:ポテンシャル流れに関する演習 |
流れの速度ポテンシャル・流れ関数,複素ポテンシャルによる表現ができ,さらに重ね合わせの原理を応用できる.
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5週 |
流体工学分野:小テスト |
流体力学を応用した実用的な問題を解くことができる.
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6週 |
熱工学分野:熱力学に関する単位換算演習 |
熱力学で使用する単位を換算することができる
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7週 |
熱工学分野:熱力学第一法則に関する演習 |
熱力学第一法則を理解し、演習問題を解くことが出来る
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8週 |
熱工学分野:理想気体に関する演習 |
理想気体の状態変化を理解し、演習問題を解くことが出来る
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2ndQ |
9週 |
熱工学分野:熱力学第二法則に関する演習 |
熱力学第二法則を理解し、演習問題を解くことが出来る
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10週 |
熱工学分野:小テスト |
熱力学に関する確認小テストを実施する
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11週 |
制御工学分野:制御系数学モデルの構築、ブロック線図の等価変換 |
制御系の数学モデルを求められる。ブロック線図の等価変換できる。
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12週 |
制御工学分野:過度応答特性 |
過渡応答特性を理解し、条件により伝達関数あるいは基本要素の過渡応答を求められる。
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13週 |
制御工学分野:周波数応答特性 |
周波数応答特性を理解し、ボード線図を描ける。
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14週 |
制御工学分野:ラウスーフルビッツ安定判別法、フィードバック系の定常偏差 |
ラウスーフルビッツ安定判別法を用いて制御系の安定は別できる。フィードバック系の定常偏差を求められる。
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15週 |
制御工学分野:小テスト |
演習問題と相当する問題を解くことができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |