【留】日本語基礎ⅠB(0591)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 【留】日本語基礎ⅠB(0591)
科目番号 1M29 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 産業システム工学科機械・医工学コース 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 6
教科書/教材 『みんなの日本語初級』シリーズ、『ストーリーで覚える漢字』シリーズ. / その他、教員が配布するハンドアウト
担当教員 馬場 亜紀子,杉山 暦

到達目標

1.基本的な文法・漢字・語彙を習得する。(初級文法、語彙1500語、漢字300語)
2.基本的な文章の読み書きと、日常生活に最低限、必要な会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な文法・漢字・語彙を80%以上理解できる。基本的な文法・漢字・語彙を60%以上理解できる。基本的な文法・漢字・語彙の理解が60%に満たない。
評価項目2基本的な文法・漢字・語彙を用いた文章の読み書きが、自分の力でできる。基本的な文法・漢字・語彙を用いた文章の読み書きが、他者の助けや辞書があればできる。基本的な文法・漢字・語彙を用いた文章の読み書きが、他者の助けや辞書があってもできない。
評価項目3日常生活に最低限必要な会話が、問題なく自らの力でできる。日常生活に最低限必要な会話が、多少つまったり言いよどんだりするものの、できる。日常生活に最低限必要な会話が、できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的な文法・漢字・語彙を学習する。また、この内容をもとに実際の使い方を練習する。
授業の進め方・方法:
【文法】
 - 授業の中で適宜、語彙・文法の小テストを行う。
【漢字】
 - 授業の中で適宜、漢字の小テストを行う。
注意点:
宿題や課題の提出期限を厳守する。正当な理由なく提出が遅れた場合、評価を減ずる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
『みんなの日本語2』L36~37
『ストーリーで覚える漢字』第8回
・本授業の目標と進め方、注意点を確認する。
・到達目標や努力目標を述べることができる。
・人の能力及び物事の状況の変化を述べることができる。
・人から受けた行為や迷惑に感じた経験を受身表現を使って、話者の視点から話せる。
・物事の状況や事実を受身表現を使って説明できる。
・(漢字第1~8回で)日本語能力試験N5程度の漢字語彙を習得する。
2週 『みんなの日本語2』L38~40
『ストーリーで覚える漢字』第9回
・ある行為について感想・評価・好き嫌い・上手下手などが述べられる。
・すべきことをし忘れたということが言える。
・情報を知っているかどうか確かめられる。
・伝えたいことを強調して伝えられる。
・ある事柄が原因で、その結果としてある感情や事態が生じたことを説明できる。
・丁寧に理由を述べたり、弁解したり、事情を説明したりすることができる。
・疑問文を文の一部に組み込んで、疑問に思っていることについての感想・判断、またはそれに基づく行動を表明できる。
・やってみようと思うことが言える。
3週 『みんなの日本語2』L40~42
『ストーリーで覚える漢字』第10回
・上下や親疎の関係をわきまえた授受表現を使うことができる。
・丁寧な依頼ができる。
・行為の目的や目的を達成するためにすることを表明できる。
・物の用途、評価が述べられる。
・何かをするのに必要な時間や経費が言える。
4週 『みんなの日本語2』L42~44
『ストーリーで覚える漢字』第11回
・物事の外観から、その変化の見通しや状態、性質を推察して表現できる。
・目的の行為を終えて、元の場所に戻ることが伝えられる。
・動作や程度が度を越し、好ましくない状態になったことが言える。
・物を使用する際の難易度を示すことによって、その物の評価が表せる。
・自分の選択・決定を伝えることができる。
5週 『みんなの日本語2』L44~46
『ストーリーで覚える漢字』第12回
・ある事態を想定し、その対処の仕方を述べることができる。
・期待外れの結果に対する話し手の意外感や不満の気持ちを表すことができる。
・動作の段階を述べることによって、事物の状況を説明することができる。
・動作が終了してからあまり時間が経っていないという気持ちを表すことができる。
・話し手が確信していることが述べられる。
6週 『みんなの日本語2』L47~48
『ストーリーで覚える漢字』第13回
・ほかから得た情報をそのまま伝えることができる。
・自分の五感でとらえたその場の状況から判断されることが述べられる。
・他者(下位の者)への行為の強制や許可・要因を表すことができる。
・丁寧に許可を求めることができる。
7週 『みんなの日本語2』L49~50
『ストーリーで覚える漢字』第14回
・「上下」「親疎」の人間関係に基づく尊敬語の表現を理解し、適切に使うことができる。
・「上下」「親疎」の人間関係に基づく敬語体系を理解し、謙譲語を適切に使うことができる。
8週 到達度試験とフィードバック
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験小テスト宿題・課題の提出合計
総合評価割合603010100
基礎的能力603010100