自主探究Ⅰ

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 自主探究Ⅰ
科目番号 1M39 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 産業システム工学科機械・医工学コース 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 全教員 ,中村 美道,中村 嘉孝

到達目標

自主的な探究活動を通して、「だれも答えを知らない問題を見つけ、解決する力」、問題発見・課題解決力をつけることを目的としています。
自主探究における問題発見・課題解決力として
 ・問題を発見する力 ⇒ テーマの設定(目的の設定)
             これまでにわかっていること(問題を分析する)
 ・課題を解決する力 ⇒ 探究方法の分析と視点(目的の解決につながる方法をみつける)
             調査、実験、観察などのデータのまとめ(計画を立て、遂行する)
             データから結果の導出(結果を導き出す)
をポイントとしています。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
テーマの設定(目標の設定)明確な目的があり、オリジナルなテーマを考え出すことができた。目的とテーマを設定できた。目的とテーマを設定できた。目的とテーマを設定できなかった。
情報収集 多くの情報を複数の手段で調べるとともに、現地調査などを行って信頼できる情報を十分に得ることができた。必要な情報を複数の手段で調べるとともに、現地調査などを行って信頼できる情報を得ることができた。必要最低限度の情報を複数の手段で調べることができた。関連する情報を調べなかった。
探究方法当該学年の知識に基づく科学的な探究方法を設定し、綿密な計画に基づいて独自に実験や調査を行った。当該学年の知識に基づく科学的な探究方法で、計画的に実験や観察をすることができた。科学的な実験や観察をすることができた。科学的な実験や観察をすることができなかった。
エビデンス(証拠)の保存・提出実験や観察の日時や手順を正確に記録し、得られたデータをすべて写真などのエビデンスとして保存・提出した。実験や観察の日時や手順、得られたデータなどを必要な分だけ写真などのエビデンスとして保存・提出した。実験や観察の日時や手順、得られたデータなどのエビデンスの一部を記録、保存・提出した。エビデンスを提出できなかった。(不合格)
考察と結論得られたデータをもとに、考察を科学的に行い、客観性のある結論を導くことができた。得られたデータをもとに、考察を行い、ある程度客観性のある結論を導くことができた。得られたデータをもとに、考察を行い、結論を導くことができた。得られたデータを考察することができなかった。
発表発表会で、わかりやすく説明を行い、成績評価員や来場者と活発に質疑応答をすることができた。発表会で説明を行い、成績評価員や来場者と質疑応答をすることができた。発表会で成績評価員や来場者に説明をすることができた。発表をすることができなかった。(不合格)

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP4 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自主的な探究活動を通して、「だれも答えを知らない問題を見つけ、解決する力」、問題発見・課題解決力をつけることを目的としています。
自主探究における問題発見・課題解決力として
 ・問題を発見する力 ⇒ テーマの設定(目的の設定)
             これまでにわかっていること(問題を分析する)
 ・課題を解決する力 ⇒ 探究方法の分析と視点(目的の解決につながる方法をみつける)
             調査、実験、観察などのデータのまとめ(計画を立て、遂行する)
             データから結果の導出(結果を導き出す)
をポイントとしています。
授業の進め方・方法:
【春学期・夏学期】
自主探究のテーマを決め、計画を立てる。科学性、独創性、期限内実現性の観点からテーマを選ぶ。
Activity1-5で、クラス全員の前で、自分の探究についてプレゼンテーションを行う。
【秋学期】
ファシリテイティングアワー(FH)に出席して、ファシリテーターの助言を受けながら、自主探究に取り組む。
発表会:1分間プレゼンテーションとポスターによる発表会を行う。
報告書:自主探究活動全体を報告書にまとめる。
注意点:
Activityでのプレゼンテーション、FHの出席状況、報告書を総合的に評価し、主体的な活動成果をもとに合格と認める。発表会について、1分間ブレぜンテーション及びポスター発表を行い、ルーブリックをもとに総合的に評価する。エビデンスを提出できない場合には、不合格となる。本科目は、進級審議対象科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回 Activity 0
ガイダンス
2週 第1回 Activity 1
ガイダンス
3週 自主探究活動
4週 自主探究活動
5週 FH
6週 第1回 Activity 2
プレゼンテーション
7週 自主探究活動
8週 自主探究活動
2ndQ
9週 Activity 3
プレゼンテーション
10週 自主探究活動
11週 自主探究活動
12週 自主探究活動
13週 FH
14週 自主探究活動
15週 自主探究活動
16週 Activity 4
プレゼンテーション
後期
3rdQ
1週 自主探究活動
2週 自主探究活動
3週 自主探究活動
4週 自主探究活動
5週 自主探究活動
6週 自主探究活動
7週 自主探究活動
8週 自主探究活動
4thQ
9週 自主探究活動
10週 自主探究活動
11週 自主探究活動
12週 自主探究活動
13週 自主探究活動
14週 Activity 5
プレゼンテーション
15週 自主探究報告書の提出
16週 自主探究発表会

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

Activity・FH報告書発表会合計
総合評価割合30403000100
基礎的能力30403000100
専門的能力000000
分野横断的能力000000