基礎数学B(0075)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎数学B(0075)
科目番号 1E06 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新版基礎数学(岡本和夫著、実教出版)、同左問題集
担当教員 馬場 秋雄,馬渕 雅生,若狭 尊裕,吉田 雅昭,和田 和幸,蒔苗 博子,福地 進,佐々木 裕

到達目標

2次関数とグラフを理解し、グラフが描けること。また、方程式・不等式について、グラフを利用し、その解や解の範囲を導出できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
2次方程式・平方根、因数分解および解の公式による各解法を正しく理解し、正確に解を導ける。 ・2次方程式の解と判別式の関係を正しく理解し、解の状態が正確に判断できる。 ・解と係数の関係を正しく理解し、因数分解に利用できる。・平方根、因数分解および解の公式による各解法を理解し、解を導ける。 ・2次方程式の解と判別式の関係を理解し、解の状態が判断できる。 ・解と係数の関係を理解し、簡単な因数分解ができる。・平方根、因数分解および解の公式による各解法を理解していないため、解が導けない。 ・2次方程式の解と判別式の関係を理解していないため、解の状態が判断できない。 ・解と係数の関係を理解していないため、因数分解ができない。
2次関数とグラフ・関数の性質、定義域および値域を正しく理解できる。 ・一般形と標準形を正しく理解し、正確に変形できる。また、軸と頂点の座標などを正確に導くことができる。 ・標準形や一般形を正しく利用し、条件を満たす2次関数を正確に導出できる。 ・グラフを正しく利用し、2次関数の最大値や最小値を正確に導出できる。・関数の性質、定義域および値域を理解できる。 ・一般形と標準形を理解し、変形できる。また、軸と頂点の座標などを導くことができる。 ・標準形や一般形を利用し、条件を満たす2次関数を導出できる。 ・グラフを利用し、2次関数の最大値や最小値を導出できる。・関数の性質、定義域および値域を理解できない。 ・一般形と標準形を理解していないので、変形もできない。また、軸と頂点の座標などを導くことができない。 ・標準形や一般形を理解していないので、条件を満たす2次関数を導出できない。 ・グラフを利用できないので、2次関数の最大値や最小値を導出できない。
2次関数のグラフと2次方程式・2次不等式・2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を正しく理解し、2次方程式の解および2次不等式の範囲を正確に導出できる。 ・連立不等式から、正しく解の範囲を導出できる。 ・絶対値を含む方程式や不等式から、正確にその解や解の範囲を導出できる。・2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を理解し、2次方程式の解および2次不等式の範囲を導出できる。 ・連立不等式から、解の範囲を導出できる。 ・絶対値を含む方程式や不等式から、その解や解の範囲を導出できる。・2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を理解していないため、2次方程式の解および2次不等式の範囲を導出できない。 ・連立不等式から、解の範囲を導出できない。 ・絶対値を含む方程式や不等式から、その解や解の範囲を導出できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
 2次関数とグラフ、方程式・不等式を学ぶ。これらは数学を学習するための基礎となるものである。
授業の進め方・方法:
新しく習う内容を説明し、黒板で例題を解いた後、各自で練習問題を解く。適時、教科書やドリルの問題から宿題を課す。授業内容を確認するための小テストを行う。小テストの得点と宿題の提出状況も評価点となる。到達度試験は1回実施する。教科書・問題集のA問題は到達度試験の出題範囲となる。B問題、発展問題についてはその都度、指示する。
注意点:
授業中に練習問題を解かせるが、指名されなかった学生たちも必ず自分で解かねばならない。他人の答案を写しても学力はつかないからである。予習する習慣も大切である。宿題・小テスト、到達度試験の答案は添削して返却するので、達成度を確認しながら学習すること。
【補充試験について】基礎数学A、基礎数学Bのうち、どちらか1科目まで受験できる。補充試験の得点は到達度試験の得点に読み替える。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 2次方程式(1) ・平方根、因数分解および解の公式による各解法を理解すること。
・2次方程式の解と判別式の関係を理解すること。また、解の状態が判断できること。
2週 2次方程式(2) 解と係数の関係を理解し、因数分解ができること。
3週 2次関数とグラフ(1) ・関数の性質、定義域および値域を理解できること。
・一般形と標準形を理解し、変形できること。また、軸と頂点の座標などを導出できること。
4週 2次関数とグラフ(2) ・標準形や一般形を利用し、条件を満たす2次関数を導出できること。
・グラフを利用し、2次関数の最大値や最小値を導出できること。
5週 2次関数のグラフと2次方程式・2次不等式 ・2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を理解し、2次方程式の解および2次不等式の範囲を導出できること。
6週 連立不等式、絶対値を含む方程式や不等式 ・連立不等式から、解の範囲を導出できること。
・絶対値を含む方程式や不等式から、その解や解の範囲を導出できること。
7週 演習 これまでの学習事項を確認すること。
8週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000