英語ⅠC(0250)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅠC(0250)
科目番号 1E21 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 1
開設期 秋学期(3rd-Q) 週時間数 3rd-Q:4
教科書/教材 Power On English Communication Ⅰ(東京書籍), Evergreen English Grammar 23 lessons & Workbook(いいずな書店)
担当教員 岡田 みゆき,木村 伸子,清川 紘樹

到達目標

読む、聞く、話す、書くという4技能を統合的に活用できるコミュニケーション能力の育成がこの科目の大きな柱となっている。中学校で学んだことを発展させる形で、基礎的な文法・語法・語彙などを積み上げるとともに、実践的に英語を理解したり表現したりする力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 中学レベルの文法や語彙が身についている中学校レベルの文法や語彙の80%を理解し、発展させることができる。中学校レベルの基礎的な英語を習得し、文法・語彙などを60%以上理解できる中学校レベルの基礎的な文法や語彙の理解が60%を満たさない
評価項目2 話の流れに留意して、まとまった量の英文を理解できる。まとまった量の英文を、未知語があっても文脈の中で内容を理解しようと努め、あらすじを十分に推測できる。まとまった量の英文を未知語があっても文脈の中で内容を理解しようと努める。まとまった量の英文を文脈から理解しようと努力しない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP5 〇 説明 閉じる
 ディプロマポリシー DP6◎ 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
英語でコミュニケーションを取るのに必要な文法・語彙を学び、読んだり聞いたりする英語の幅を広げる。また、学んだことを使って、書いたり話したりするための表現の幅を広げる。
授業の進め方・方法:
テキストを用いて基本的な語彙や文法を学び、ペア活動やグループ活動を通してコミュニケーションを図り、自分の考えを他人が分かるように伝える機会を多く持つよう工夫する。
基本例文の暗唱小テストを継続することで、英語で考えたり実際に発音する機会を多く持つようにする。
検定教科書はなるべく英語で授業を行い、文法説明や演習には日本語を中心に行う。
注意点:
積極的に授業に参加する意欲を持つことが求められる。また、提出課題は遅滞なく全て提出されるよう、期限を確認する。
授業には辞書を持参させ、辞書を活用する機会を持つことで辞書に親しませ、自立した学習者に育てることを目指す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Power On : Lesson 8 Oh My Cod! (1)
Evergreen : Lesson14-15 分詞(1),(2)
フィッシュアンドチップスの歴史と食料資源に関する内容を読み取る。
分詞の限定用法、叙述用法。使役動詞・知覚動詞を使った文の中の分詞の形を理解する。
2週 Power On : Lesson 8 Oh My Cod! (2)
Evergreen : Lesson16-Plus 分詞(3)、Plus分詞
食料資源やマグロの漁獲量の現状について論理的に伝える。
分詞構文の基本、完了形の分詞構文、慣用的な分詞構文を理解する。
3週 Power On : Lesson 9 Is E-sports a Real Sport? (1)
Evergreen : 分詞の振返り、Lesson17 比較(1)
世界中の若者の間で人気のeスポーツの実況中継を読み取る。
分詞のまとめ。原級・比較級を使った比較を理解する。
4週 Power On : Lesson 9 Is E-sports a Real Sport? (2)
Evergreen : Lesson18-Plus 比較(2)、Plus比較
eスポーツの現状、利点や欠点について論理的に伝える。
原級・比較級を使って最上級の意味を表すなどの様々な表現を理解する。
5週 Power On : Lesson 10 Being Different Is Beautiful (1)
Evergreen : Lesson19-20 関係詞(1),(2)
写真家ヨシダナギさんの経験、過去と現在について内容を読み取る。
関係代名詞の基本的用法、whatの用法、限定用法と継続用法を理解する。
6週 Power On : Lesson 10 Being Different Is Beautiful (2)
Evergreen : Plus 関係詞および振返り
ヨシダナギさんについて情報や自分の考えなどを論理的に伝える。
複合関係代名詞、譲歩を表す複合関係代名詞を理解する。
7週 Review Power On Lesson8-10
Review Evergreen Lesson14 - Plus 関係詞
学習した単語・表現を復習し定着を図る。
学習した文法事項を復習し、繰り返し使うことで定着を図る。
8週 到達度試験
振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。2
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。2
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。1
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1

評価割合

試験提出物・小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000