プログラミングⅠ(2040)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 プログラミングⅠ(2040)
科目番号 1E35 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 入門C言語,筧捷彦・石田晴久 他 著,実教出版/教員作成資料
担当教員 佐藤 健,細川 靖

到達目標

1. フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できる
2. C言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列を用いたプログラムを作成することができる
3. プログラムの正当性を確認できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
問題分析とフローチャートフローチャートを用いて様々な問題を筋道立てて解決することができるフローチャートを用いて簡単な問題を筋道立てて解決することができるフローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決することができない
基本的なCプログラミングC言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列を組み合わせたプログラムに応用することができるC言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列を用いた基本的なプログラムを作成することができるC言語を利用して、分岐文、繰り返し文、配列を用いたプログラムを作成することができない
プログラムの正当性自分で作成したプログラムの正当性を確認することができ、さらに改良することができる自分で作成したプログラムの正当性を確認することができる自分で作成したプログラムの正当性を確認することができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】夏学期週2時間,冬学期週4時間
電気情報工学コースではデジタルハードウェアとソフトウェアに関する広範囲な専門知識や技術の修得を目標としている。本科目では主にソフトウェア技術について学習し、C言語による基礎的なプログラミングの知識と技術の習得を目的とする。到達度試験70%、課題等30%で評価する。
授業の進め方・方法:
教科書やプリントを用いて各テーマについて講義を行い,そのテーマごとに演習課題を提示し,パソコン室にて演習を行う。また,授業の区切りでは小テストなどを行い学習の到達度を確認する。到達度試験70%、小テスト・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として60点以上を合格とする。答案は採点後返却し達成度を伝達する。総合評価で60点未満の場合は補充試験を行う。補充試験の結果が70点以上を合格とし総合評価を最大60点とする。
注意点:
・ 予習・復習に心掛け、教科書の例題などを自ら進んでコンピュータに入力して実行してみること。
・ 授業では、Blackboardを使って講義資料の配布や課題の提出等を行う。インターネットに接続できる環境があればどこからでも利用できるので、授業時間のみでなく放課後などを用いた積極的な演習が望まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1回:コンピュータと情報の基礎、C言語プログラミングの概要
2週 2回:情報の単位、C言語とコンパイラ、ファイルとディレクトリ
3週 3回:問題分析とフローチャート、演習
4週 4回:フローチャートの記号と意味、演習
5週 5回:Cプログラムの基礎(定数、 変数、 データ型)
6週 6回:入出力(画面への出力、キーボードからのデータ入力)
7週 7回:前半のまとめ,中間到達度試験
8週 8回:演算子と計算順序、型変換
9回:分岐文(if文、 if-else文、 switch文)
4thQ
9週 10回:演習
11回:繰り返し文 (for文、while文、 do~while文)
10週 12回:演習
13回:関数
11週 14回:演習
15回:配列 (1次元配列、2次元配列)
12週 16回:ポインタとポインタ変数(1)
17回:ポインタとポインタ変数(2)
13週 18回:演習
19回:総合演習(1)
14週 20回:総合演習(2)
21回:総合演習(3)
15週 到達度試験
16週 答案返却とまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。2
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。2
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。2

評価割合

到達度試験小テスト・課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000