到達目標
1. フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できる
2. C言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列などを用いたプログラムを作成することができる
3. プログラムの正当性を確認できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
問題分析とフローチャート | フローチャートを用いて様々な問題を筋道立てて解決することができる | フローチャートを用いて簡単な問題を筋道立てて解決することができる | フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決することができない |
基本的なCプログラミング | C言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列などを組み合わせたプログラムに応用することができる | C言語の文法を正しく理解し、分岐文、繰り返し文、配列などを用いた基本的なプログラムを作成することができる | C言語を利用して、分岐文、繰り返し文、配列などを用いたプログラムを作成することができない |
プログラムの正当性 | 自分で作成したプログラムの正当性を確認することができ、さらに改良することができる | 自分で作成したプログラムの正当性を確認することができる | 自分で作成したプログラムの正当性を確認することができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【開講学期】秋学期週2時間,冬学期週4時間
電気情報工学コースではデジタルハードウェアとソフトウェアに関する広範囲な専門知識や技術の修得を目標としている。本科目では主にソフトウェア技術について学習し、C言語による基礎的なプログラミングの知識と技術の習得を目的とする。到達度試験70%、課題等30%で評価する。
授業の進め方・方法:
教科書やプリントを用いて各テーマについて講義を行い,そのテーマごとに演習課題を提示し,パソコン室にて演習を行う。また,授業の区切りでは小テストなどを行い学習の到達度を確認する。到達度試験70%、小テスト・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として60点以上を合格とする。答案は採点後返却し達成度を伝達する。総合評価で60点未満の場合は補充試験を行う。補充試験の結果が70点以上を合格とし総合評価を最大60点とする。
注意点:
・ 予習・復習に心掛け、教科書の例題などを自ら進んでコンピュータに入力して実行してみること。
・ 授業では、Blackboardを使って講義資料の配布や課題の提出等を行う。インターネットに接続できる環境があればどこからでも利用できるので、授業時間のみでなく放課後などを用いた積極的な演習が望まれる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1回:ガイダンス、コンピュータと情報の基礎、Cプログラムの概要
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Cプログラムの作成環境を理解する
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2週 |
2回:Cプログラムの基礎(問題の分析とフローチャート)
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問題の処理手順をフローチャートで表すことができる
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3週 |
3回:Cプログラムの基礎(コンパイルと実行)
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Cプログラムのコンパイルと実行方法を理解する
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4週 |
4回:Cプログラムの基礎(画面出力)
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画面への出力ができる
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5週 |
5回:Cプログラムの基礎(定数、 変数、 データ型)
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定数、変数、データ型の意味と宣言の方法を理解する
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6週 |
6回:Cプログラムの基礎(データ入力)
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プログラムにデータを与えて処理することができる
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7週 |
7回:Cプログラムの基礎(演算子) |
演算子と計算順序を理解する
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
10回:分岐文、繰り返し文 11回:分岐文、繰り返し文 |
if文、if-else文、switch文、for文、while文、do-while文を理解する
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10週 |
12回:関数 13回:関数 |
関数の宣言、使い方を理解する
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11週 |
14回:配列 15回:文字配列 |
1次元配列、2次元配列、文字列の使い方を理解する
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12週 |
16回:ポインタとポインタ変数 17回:文字列とポインタ |
ポインタの意味と使い方を理解する
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13週 |
18回:演習 19回:総合演習(1) |
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14週 |
20回:総合演習(2) 21回:総合演習(3) |
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15週 |
到達度試験 |
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16週 |
答案返却とまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 2 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 2 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 2 | |
評価割合
| 到達度試験 | 小テスト・課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |