実験実習Ⅰ(2210)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実験実習Ⅰ(2210)
科目番号 1E39 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 1
開設期 春学期(1st-Q),夏学期(2nd-Q) 週時間数 1st-Q:2 2nd-Q:2
教科書/教材 教員作成実験書等
担当教員 鎌田 貴晴

到達目標

テスタと直流電源を自在に活用できること.直流回路についての実験方法を体得すること.直流回路についての各種の法則や知識を用いて、回路計算を自在に行うことが出来ること.電気情報基礎Ⅰの主なテーマにおいて、その関係する法則に関する実験を実施できること.サイバー攻撃と防御:主要な攻撃の形態や実例と攻撃に対する防御方法について説明できること。以上の到達目標達成度のチェックのためには、教科書や参考書の演習問題を解いてみることが必要である。さらには、各種検定試験の問題集の利用も勧める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 直流回路についての実験方法を体得すること.直流回路についての実験方法を体得している直流回路についての実験方法を一部体得している直流回路についての実験方法を体得していない
評価項目2 直流回路についての各種の法則や知識を用いて、回路計算を自在に行うことが出来ること.直流回路についての各種の法則や知識を用いて、回路計算を行うことが出来る直流回路についての各種の法則や知識を用いて、回路計算を一部行うことが出来る直流回路についての各種の法則や知識を用いて、回路計算を自在に行うことが出来ない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週2時間・夏学期週2時間
電気情報工学科コースの教育目標の1つに,専門基礎に関する知識を身に付けることが挙げられている.この実験においては,電気情報基礎Ⅰで学習する専門基礎となる電気現象や法則・専門知識についての確認実験を行うことにより,これらの理解を具体的なものにすることが目的である.さらに,実際の測定器の操作についてその方法を体得する。
授業の進め方・方法:
とりあげる実験テーマは、電気情報基礎Ⅰの学習内容に関するものである.専門知識を体験しながら理解するために,理論と実験を一体化して行う.本実験は,電気情報基礎Ⅰと完全にリンクして行う.学習内容ごとに行われる「授業,実験,小テスト,達成度診断」の一連中の実験の部分に、本実験は該当する.成績は到達度試験70%、レポート30%にて評価を行い、総合評価100点満点のうち60点以上を合格とする。
注意点:
(1) 電気情報基礎Ⅰで学習した内容の確認実験であるので,復習をしておくことが大切である.
(2) 班員全員が協力をし、実験を進めること.
(3) 理解が不十分の場合はよく復習をしておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 放電等のいくつかの電気現象の観察
2週 テスタの使い方(目盛りの読み方,調整の仕方,接続の仕方)
3週 電源の操作の仕方(定電圧電源,定電流電源,祖調整,微調整)
4週 ブレッドボードの使い方(コンタクトポイントの規則性)
5週 抵抗のカラーコードの読み方
補助単位の計算
6週 グラフの書き方
7週 電流の連続性
8週 オームの法則
2ndQ
9週 分圧・分流
10週 電圧降下
11週 フォトトランジスタ回路と電圧降下
12週 LEDの使い方、光スイッチ回路
13週 キルヒホッフの第2法則
14週 ジュールの法則,効率
15週 サイバー攻撃と防御:主要な攻撃の形態や実例と攻撃に対する防御方法(K-SEC-10 情報社会の特徴と問題の演習) 
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験レポート合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000