到達目標
・フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できること。
・C言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できること。
・各種アルゴリズムの考え方を理解し、説明できること。
・デバッグ等によりプログラムの正当性を確認できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
問題の解決 | フローチャートを用いて様々な問題を筋道立てて解決できる | フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できる | フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できない |
C言語の理解 | C言語の文法を正しく理解し、様々な問題をC言語により解決できる | C言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できる | C言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できない |
アルゴリズムの理解 | 各種アルゴリズムの考え方を理解し、説明できる | 各種アルゴリズムの考え方を理解している | 各種アルゴリズムの考え方を理解していない |
プログラムの正当性 | デバッグ等によりプログラムの正当性を確認でき、説明できる | デバッグ等によりプログラムの正当性を確認できる | デバッグ等によりプログラムの正当性を確認できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気情報工学コースではデジタルハードウェアとソフトウェアに関する広範囲な専門知識や技術の修得を目標としている。本科目では主にソフトウェア技術について学習し,1学年で学んだC言語による基礎的なプログラミング学習を継続しさらに発展させ、基礎技術の習得と実践的な応用を目的とする。
授業の進め方・方法:
各テーマについて講義を行い,そのテーマごとに演習課題を提示し,パソコン室にて演習を行う。また,授業の区切りでは小テストを行い学習の到達度を確認する。前半は思考型ゲームの製作を目標に、中規模程度の大きさのプログラム開発を行う。その後は、数値計算およびデータの並べ替えのアルゴリズムについて学習する。特にデータの並べ替えでは、アルゴリズムによる処理能力の違いを体験的に学習し、アルゴリズムの大切さを認識する。到達度試験70%、小テスト・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として60点以上を合格とする。答案は採点後返却し達成度を伝達する。総合評価で60点未満の場合は補充試験を行う。補充試験の結果が70点以上を合格とし総合評価を最大60点とする。
注意点:
予習・復習に心掛け、教科書の例題などを自ら進んでコンピュータに入力して実行してみること。授業では、教科書やプリントを用いた講義に加え演習課題が提示される。予習復習だけでなく、実際のプログラミングが必要となる。授業時間のみでなく放課後などを用いた積極的な演習が望まれる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
第1回 いろいろなアルゴリズム 第2回 ポインタと参照渡し |
基本的なアルゴリズムの動作を確認できる ポインタと参照渡しを理解する
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2週 |
第3回 中規模プログラムの開発 カレンダー作成 (1) 第4回 中規模プログラムの開発 カレンダー作成 (2) |
カレンダープログラムの作成方法が理解できている 一般的なカレンダープログラムの動作を理解できている
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3週 |
第5回 中規模プログラムの開発 五目並べ(1) 第6回 中規模プログラムの開発 五目並べ(2) |
中規模プログラムの設計ができる
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4週 |
第7回 中規模プログラムの開発 五目並べ(3) 第8回 中間試験,いろいろなアルゴリズム(3) |
中規模プログラムの設計ができる 再帰的プログラムを理解できる
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5週 |
第9回 ソーティングアルゴリズム 第10回 ソーティング(単純選択ソート) |
単純選択ソートのアルゴリズムを理解する
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6週 |
第11回 ソーティング(選択ソート) 第12回 ソーティング(バブルソート) |
選択ソートのアルゴリズムを理解する バブルソートのアルゴリズムを理解する
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7週 |
第13回 ソーティング(クイックソート) 第14回 ソーティングアルゴリズムの比較 |
クイックソートのアルゴリズムを理解する プログラムの計算量の比較ができる
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8週 |
中間到達度試験 |
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2ndQ |
9週 |
第15回 グラフィックの基礎 |
グラフィックの基礎が理解できる
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10週 |
第16回 グラフィックの基礎 |
グラフィックの基礎が理解できる
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11週 |
第17回 簡単なアニメーション |
アニメーションの基礎が理解できる
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12週 |
第18回 実践的なプログラミング(1) |
実践的なプログラミングを理解することができる
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13週 |
第19回 実践的なプログラミング(2)
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実践的なプログラミングを理解することができる
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14週 |
第20回 実践的なプログラミング(3)
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実践的なプログラミングを理解することができる
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15週 |
第21回 演習 |
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16週 |
到達度試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |