到達目標
変圧器の原理、構造、特性を説明でき、変圧器の等価回路を説明することができる。
回転機(誘導機、同期機)の原理、構造、特性を説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
変圧器 | 変圧器の原理,構造,特性を説明でき,応用レベルの問題を解くことができる。 | 変圧器の原理,構造,特性を説明でき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができる。 | 変圧器の原理,構造,特性を説明でき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができない。 |
誘導機 | 誘導機の原理,構造,特性を説明でき,応用レベルの問題を解くことができる。 | 誘導機の原理,構造,特性を説明でき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができる。 | 誘導機の原理,構造,特性を説明でき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができない。 |
同期機 | 同期機の原理,構造,特性を説明でき,応用レベルの問題を解くことができる。 | 同期機の原理,構造,特性を説明でき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができる。 | 同期機の原理,構造,説明特性をでき,公式をあてはめる基礎的問題を解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気情報工学コースの教育目標の一つは、電気工学の専門基礎に関する知識を身に付けることである。本科目では、様々なエネルギーを電気エネルギーに変換する方法とその電気エネルギーを適切に利用する方法(回転機)について説明できることを目標とする。
【開講学期】夏学期週4時間
授業の進め方・方法:
春学期のエネルギー変換工学Aを復習しながら、変圧器と回転機(誘導機、同期機)について学習する。
変圧器の三相結線は重要であるため、三相交流の原理と併せて授業を進める。
第三種電気主任技術者試験の演習問題(小テスト)を行う。
到達度試験70%、小テスト・演習など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
補充試験の場合は、試験の点数のみで合格となる。
注意点:
講義内容を理解するために、予習・復習をしっかり行うこと。
与えられた問題を解くだけでなく、自主的にさまざまな問題に取り組むこと。
関数電卓を持参すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
変圧器の構造、理論 |
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2週 |
変圧器の特性 |
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3週 |
変圧器の等価回路① |
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4週 |
変圧器の等価回路② |
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5週 |
変圧器の三相結線① |
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6週 |
変圧器の三相結線② |
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7週 |
中間到達度試験 |
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8週 |
三相誘導電動機の原理、構造 |
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2ndQ |
9週 |
三相誘導機の特性 |
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10週 |
各種誘導機の特性 |
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11週 |
三相同期発電機の原理、構造 |
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12週 |
三相同期発電機の特性 |
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13週 |
三相同期電動機の原理、構造 |
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14週 |
三相同期電動機の特性 |
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15週 |
到達度試験 |
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16週 |
答案返却とまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | |
誘導機の原理と構造を説明できる。 | 4 | |
同期機の原理と構造を説明できる。 | 4 | |
変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト・演習など | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |