コミュニケーションⅡA(0206)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コミュニケーションⅡA(0206)
科目番号 4E01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 4
開設期 春学期(1st-Q),夏学期(2nd-Q) 週時間数 1st-Q:2 2nd-Q:2
教科書/教材 ①『コミュンケーション学』(松柏社)②『論文の教室』(NHKブックス)③『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳(国書刊行会) ④『ほんものの力がつく現代語練習帳ことのは』(いいずな書店)
担当教員 戸田山 みどり,齋 麻子

到達目標

コミュニケーション能力を高める。(特にプレゼンテーション力を身につける)
小論文・研究論文を書く基本的な力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コミュニケーション能力を高めることが主体的にできる。コミュニケーション能力を高めることができる。コミュニケーション能力を高めることが主体的にできない。
評価項目2特にプレゼンテーション力を身につけることが主体的にできる。特にプレゼンテーション力を身につけることができる。特にプレゼンテーション力を身につけることができない。
評価項目3小論文・研究論文を書く基本的な力を身につけることが主体的にできる。 小論文・研究論文を書く基本的な力を身につけることができる。 小論文・研究論文を書く基本的な力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP5 〇 説明 閉じる
 ディプロマポリシー DP6◎ 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
グローバル化がすすむ今日、多様な文化を理解し、他者とコミュニケーションをとる必要がある。特に理科系の学生が社会に出てから必要になるコミュニケーション能力について、基礎的な理解を広げ、自分の考えを論理的に述べ、情報を収集整理し、正確に伝える力を養う。3年次よりも進路や研究論文などでの文章表現を意識し、より実践的な力を身につける。聴衆の前でプレゼンテーションを行い、限られた時間で人をひきつける力を養う。
授業の進め方・方法:
・教科書・テキスト・資料などを活用し、多様化する文化の様相を理解し、コミュニケーションに対して理論的アプローチをとれるようにする。
・論文執筆に必要な要約・記述・構成を理解する。
・エントリーシートや実際の入社試験などで出題される小論文を書くことで、実践的な力を高める。
・ブックレビュー(ポスター発表)を行い、プレゼンテーション力を高める。
注意点:
授業時間内に記述提出する課題は必ず提出すること。また、小テストは設定された時間内で書きあげること。
他者に推薦したい書籍を選び、聴衆の前で書籍の魅力を紹介すること。
冬学期の論文課題設定に向けて、問題意識を高め資料収集に努めること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス/エントリーシート<準備>およびブックレビュー発表会のルール解説 提示された課題を把握できる。
2週 エントリーシートを書く<準備> エントリーシートを書くためのデータ収集ができる。
3週 エントリーシートを書く<準備> 目的に応じたエントリーシートを書くことができる。
ポスターを作成するための資料を収集できる。
4週 エントリーシートを書く<完成>/発表スライド作成 エントリーシートを完成させることができる。
スライドを作成するための資料を収集できる。ポスターを作成できる。
5週 エントリーシートを書く<ふりかえり>/発表スライド作成 エントリーシートの内容を振り返ることができる。
スライドを完成することができる。
6週 ブックレビュー発表会<練習> ブックレビュー発表会に向けて十分に練習ができる。
7週
ブックレビュー発表会
ブックレビュー発表会で他者に発表意図が伝わるように発表できる。
8週 春学期のふりかえり
語彙力テスト(小テスト)
自己アピールとしてのエントリーシートが作成することができたか、また、自身の考えをプレゼンテーションを通して他者に伝えることができたかを振り返ることができる。
自身の語彙力を把握することができる。
2ndQ
9週 ガイダンス(戸田山)/コミュニケーションとは何か、なぜ学ぶ必要があるのか 提示した課題を把握できる。
10週 コミュニケーション・モデル、コミュニケーション手段の多様性 コミュニケーションの多様性を理解できる。
11週 言語とコミュニケーション 言語とコミュニケーションの違いを理解できる。
12週 言語と文化 言語と文化の関係性を理解できる。
13週 非言語コミュニケーション 非言語コミュニケーションについて理解できる。
14週 コミュニケーションのコンテクスト コミュニケーションのコンテクストについて理解できる。
15週 科学・技術とコミュニケーション 科学・技術とコミュニケーションの関係性を理解できる。
16週 まとめと試験 夏学期で学んだ内容が理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表課題提出合計
総合評価割合401050100
基礎的能力401050100
専門的能力0000
分野横断的能力0000