コミュニケーションⅡB(0207)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 コミュニケーションⅡB(0207)
科目番号 4E02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 4
開設期 秋学期(3rd-Q) 週時間数 3rd-Q:2
教科書/教材 ①『理科系の作文技術』(中公新書)②『論文の教室』(NHKブックス)③『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳
担当教員 戸田山 みどり,海野 かおり

到達目標

コミュニケーション能力を高める。(特にプレゼンテーション力を身につける)
小論文・研究論文を書く力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コミュニケーション能力を高めることが主体的にできる。コミュニケーション能力を高めることができる。コミュニケーション能力を高めることができない。
評価項目2特にプレゼンテーション力を身につけることが主体的にできる。特にプレゼンテーション力を身につけることができる。特にプレゼンテーション力を身につけることができない。
評価項目3小論文・研究論文を書く力を身につけることが主体的にできる。小論文・研究論文を書く力を身につけることができる。小論文・研究論文を書く力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP5 〇 説明 閉じる
 ディプロマポリシー DP6◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】冬学期週2時間
グローバル化が叫ばれる今日、多様な文化を理解し、他者とコミュニケーションをとる必要がある。特に理科系の学生が社会に出てから必要になるコミュニケーション能力について、基礎的な理解を広げ、自分の考えを論理的に述べ、情報を収集整理し、正確に伝える力を養う。3年次よりも進路や研究論文などでの文章表現を意識し、より実践的な力を身につける。聴衆の前でプレゼンテーションを行い、限られた時間で人をひきつける力を養う。
授業の進め方・方法:
実際に1つのテーマを個々に設定し、論文を書きあげていく。授業の中で構成や論文に関する基本事項を理解するとともに、何度か添削を行い、よりよい論文を完成させる。また、自己をPRできるプレゼンテーションを行う。
注意点:
春学期のうちに提案した論文課題について、冬学期開始時にテーマを決定して受講すること。また、授業中には論文執筆および論文執筆のための資料読解の機会は設けないため、自学自習を必要とする。また、就職進学に必要な自己をPRするためのプレゼンテーションを実施するため、積極的な取り組みが必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・テーマ決定
今後の論文執筆にあたっての諸注意
授業概要を把握できる
2週 テーマ決定
今後の論文執筆にあたっての諸注意
論文のテーマを決定できる
3週 引用について/参考文献について 引用の方法、参考文献の挙げ方を把握できる
4週 引用について/参考文献について 実際に引用したい文献の引用を実践し、ルールを守って記述することができる
5週 アブストラクト アブストラクトの書き方が把握できる
6週 アブストラクト 自らの論文のアブストラクトを記述することができる
7週 論文推敲 論文完成を目指して執筆できる
8週 論文推敲 論文完成を目指して執筆できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

論文提出課題発表合計
総合評価割合403030000100
基礎的能力403030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000