空間デザイン(0980)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 空間デザイン(0980)
科目番号 4E11 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 適宜資料を提示する
担当教員 馬渡 龍,金 善旭

到達目標

本科目の履修を通じて以下の目標に到達することが重要である。
1.西洋建築における技術と様式について理解すること。
2.日本建築における技術と様式について理解すること。
3.東アジア建築における技術と様式について理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1西洋建築における技術と様式について良く理解している。西洋建築における技術と様式について理解している。西洋建築における技術と様式について良く理解できていない。
評価項目2日本建築における技術と様式について良く理解している。日本建築における技術と様式について理解している。日本建築における技術と様式について良く理解できていない。
評価項目3東アジア建築における技術と様式について良く理解している。東アジア建築における技術と様式について理解している。東アジア建築における技術と様式について良く理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週2時間
私達にとって最もなじみ深い工業製品である自動車は、約250年前に誕生したとされる。当初の自動車の姿は車体にエンジンを積みながら、外見は馬車の姿をしていた。自動車という製品は250年という長い時間をかけて進化をとげ、今私達が知る自動車という様式をまとうようになった。そう考えると、世のなかに存在する工業製品の多くは、技術の成熟化にともない様式として確立していくものである。
建築の歴史を見ると、ある時代のある場所(地域)にみられる建築は、その時代や場所固有の様式styleを有し、それはその時代において産み出された先端の建築技術を根拠に成立している。
本講義は、建築様式の確立において大きな影響を持つ建築技術を見ながら、建築技術の確立に大きな影響を与える固有条件(気候や材料など)を見ながら、様式と技術の関係性を紐解いていく。
授業の進め方・方法:
本講義は、西洋・近代建築、日本建築、東アジア建築それぞれの建築様式の確立において大きな影響を持つ建築技術を見ながら、建築技術の確立に大きな影響を与える固有条件(気候や材料など)を見ながら、様式と技術の関係性を紐解いていく。
注意点:
・各テーマごとに理解を確認する為のレポートを出題し、これをもとに成績評価を行う。
・授業を通じて得られた理解は将来各テーマに関連する場所を訪れたときに是非役立てて欲しい。
・他分野の技術発展史をたどることで自ら専門とする分野におけるものづくりに役立てて欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 西洋建築(石とアーチ構造) 西洋建築におけるアーチ構造の原理について説明できる。
2週 西洋建築(様式と技術) 西洋建築における様式と技術について説明できる。
3週 近代建築(様式と技術) 近代建築における様式と技術について説明できる。
4週 日本建築(木材と軸組み構法) 日本建築における木軸組み構法について説明できる。
5週 日本建築(様式と技術) 日本建築における様式と技術について説明できる。
6週 東アジア建築(気候と建築の固有性) 東アジア建築における気候と建築の固有性について説明できる。
7週 東アジア建築(様式と技術) 東アジア建築における様式と技術について説明できる。
8週 まとめ 1~8週のまとめ
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000