設計・製図(2142)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 設計・製図(2142)
科目番号 5E19 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成プリント
担当教員 田口 恭輔

到達目標

基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できること.
ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行えること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な機能と操作法、および応用機能を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できる基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できる基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できない
評価項目2ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行え、応用できることペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行えるペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行えない

学科の到達目標項目との関係

 ディプロマポリシー DP3◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
製品の設計・製作を行うことにおいて,図面作成は必須である.現在では,図面作成の強力なツールとしてCADが主流を占めており,設計者にとってCADを習得することは,機械系であれ,電気情報系であれ必須と言っても過言ではない.本授業では,学科横断科目の一つとして,機械設計を例にCADを実習し,CAD についての基本的な知識・操作法などについて習得する.
授業の進め方・方法:
CADシステムの概要に続き,CADソフト「AutoCAD2014」による図面作成・編集方法を学ぶ.CADを始めて使う人を念頭に,基本的な操作から解説し,毎回実習や演習を適宜行うことにより,操作法を体得できるようにする.
作図テスト(50%)、提出課題(50%)を総合評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
最後の授業において,一定時間内に作図するテストを行う.各機能について,自分一人で操作できるように身につけておくことが必要である.課題への取り組みの中で自分が十分に理解できていない点が明らかになるので,担当教員などに質問して理解し,必要に応じてメモするなどしておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 CAD 概要,基本操作、作図機能 CAD の概要を理解し基本操作ができる。
作図機能を理解し使用できる。
2週 図形編集機能、作図練習 図形編集機能を理解し使用できる。
これまでに学んだ機能・操作法を応用して基本的な図形を作図できる。
3週 機械製図の基礎、画層,構築線の利用,寸法記入法 機械製図規格の基本を理解している。
画層,構築線について理解し利用できる。
寸法記入法について理解し寸法記入できる。
4週 作業空間、印刷レイアウトの演習、作図演習1(L字ブロック) 作業空間について理解できる。
印刷レイアウトを編集できる。
演習課題を完成させることができる。
5週 作図演習2(グランドパッキン押さえ) 、作図演習2(支持台) 演習課題を作図できる。
6週 作図演習3(配線図)、作図演習4(電気部品図) 演習課題を作図できる。
7週 AutoCAD Mechanicalの機能 AutoCAD Mechanicalの機能を理解し使用できる.
8週 作図テスト,印刷(提出) 試験課題を時間内に完成・提出できる。
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

作図テスト提出課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000