基礎数学ⅠB(0015)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎数学ⅠB(0015)
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎数学(上野健爾著、森北出版)、同左問題集、ドリルと演習シリーズ基礎数学(TAMS著、電気書院)
担当教員 蒔苗 博子,明石 進

到達目標

数学の基礎となる重要事項として、方程式、集合と理論を学習すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
2次方程式の解法、2次方程式の解・因数分解、平方完成、解の公式による解法を理解し、時間がかかるが解を求めることができる。 ・2次方程式の判別式を理解し、時間がかかるが解の状態を判別できる。・因数分解、平方完成、解の公式による解法を理解し、時間がかかるが解を求めることができる。 ・2次方程式の判別式を理解し、時間がかかるが解の状態を判別できる。・因数分解、平方完成、解の公式による解法を理解していない。 ・2次方程式の判別式を理解していない。
2次式の因数分解、3次方程式・解と係数の関係を理解している。 ・解の公式を利用して、時間をかければ2次式を1次式の積で表せる。・解と係数の関係を理解している。 ・解の公式を利用して、時間をかければ2次式を1次式の積で表せる。・解と係数の関係を理解していない。 ・解の公式を利用して、2次式を1次式の積で表せない。
3次方程式・4次方程式、因数定理を利用して、因数分解ができるが時間がかかる。因数定理を利用して、因数分解ができるが時間がかかる。因数定理を利用して、因数分解ができない。
いろいろな方程式連立方程式、分数式や無理式を含む方程式を解くことができるが、時々解の判定に至らないことがある。連立方程式、分数式や無理式を含む方程式を解くことができるが、時々解の判定に至らないことがある。連立方程式、分数式や無理式を含む方程式を解くことができない。
集合集合の要素、各記号の意味、ド・モルガンの法則をなんとなく理解している。集合の要素、各記号の意味、ド・モルガンの法則をなんとなく理解している。集合の要素、各記号の意味、ド・モルガンの法則を理解していない。
命題・命題の真偽の意味を深く理解している。 ・命題が偽の場合、即座に反例を述べることができる。 ・必要条件と十分条件の意味を深く理解している。 ・命題の逆、裏、対偶を十分理解しており、即座に正解を導くことができる。・命題の真偽の意味を理解している。 ・命題が偽の場合、反例を述べることができる。 ・必要条件と十分条件の意味を理解している。 ・命題の逆、裏、対偶を理解しているが、正解を導くには時間がかかる。・命題の真偽の意味を理解していない。 ・命題が偽の場合、反例を述べることができない。 ・必要条件と十分条件の意味を理解していない。 ・命題の逆、裏、対偶を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 2次方程式の解法、2次方程式の解 ・因数分解、平方完成、解の公式による解法を理解していること。
・2次方程式の判別式を理解していること。
2週 2次式の因数分解、3次方程式 ・解と係数の関係を理解していること。
・解の公式を利用して、2次式を1次式の積で表せること。
3週 3次方程式・4次方程式 因数定理を利用して、因数分解ができること。
4週 いろいろな方程式 連立方程式、分数式や無理式を含む方程式を解くことができること。
5週 集合 ・集合の要素や記号の意味を理解していること。
・ド・モルガンの法則を理解していること。
6週 命題 ・命題の真偽の意味を理解していること。
・命題が偽の場合、反例を述べることができること。
・必要条件と十分条件の意味を理解していること。
・命題の逆、裏、対偶を理解し、命題とその対偶の真偽が一致することを理解していること。
7週 演習 これまでの学習事項の理解度を確認すること。
8週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3
1元連立1次不等式を解くことができる。3
基本的な2次不等式を解くことができる。3
恒等式と方程式の違いを区別できる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000