到達目標
未解決の問題に直面した際,どのように向き合い、どう筋道を立てて取り組むべきかのノウハウを身につけることを目標とする。この授業では,現実世界の答えのない(もしくは未解決の)問題の解決のために,他者と知識を共有し,解決手法を探ることが第一である。知識の“インプット型”から“アウトプット型”に大きくシフトし,これまで学習した内容を「活用する」ことを重点に置き,次年度の授業に対する意欲を高める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
未解決問題への対応 | 未解決の問題に関して,他者と知識を共有して独自の解決手法を探り,実際にその方法を試した結果を発表できる | 未解決の問題に対して,他者と知識を共有し,解決手法を探ることができる | 未解決の問題に対して,他者と知識を共有できず,独自の解決手法で問題を解決しようとする |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「実験」,「演習」など,各分野ごとに準備された現実世界で答えのない問題を多数準備する。毎回,グループごとに課題を選択する。グループではその解決方法について知識を共有し,実験方法や解析手法を確立した上でその方法を実際に試し,レポートにまとめるまでが,毎回の授業の一連の流れである。
授業の進め方・方法:
グループワークを原則とする。学生諸君がこれまで高専で身につけた知識と技術,好奇心とチームワークを駆使しすることが重要である。
注意点:
グループワークを原則とするため,積極的にグループ内での議論に参加し,実験や解決手法を確立するために貢献すること。評価もグループ単位で行うため,個々の貢献が重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・実験の注意事項説明 |
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2週 |
実験課題① |
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3週 |
実験課題② |
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4週 |
実験課題③ |
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5週 |
実験課題④ |
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6週 |
実験課題⑤ |
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7週 |
実験課題⑥ |
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8週 |
最後のまとめ,発表 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 |