到達目標
(1) 円運動と単振動、波動が数学的に同等であることを理解できること
(2) 時間の経過とともに伝播する現象を、身近な例を用いて説明できること
(3) 熱力学の基本的知識を用いて、身近な物理現象を説明できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | 円運動と単振動、波動が数学的に同等であることを理解できる | 円運動と単振動、波動が数学的に同等であることを理解できない |
評価項目2 | | 時間の経過とともに伝播する現象を、身近な例を用いて説明できる | 時間の経過とともに伝播する現象を、身近な例を用いて説明できない |
評価項目3 | | 熱力学の基本的知識を用いて、身近な物理現象を説明できる | 熱力学の基本的知識を用いて、身近な物理現象を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 A
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学習・教育到達目標 B-1
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教育方法等
概要:
物理学における最重要概念である「エネルギー」を俯瞰し,これを用いて物理現象を記述できるようになることが目標である。2年生の物理の総まとめと位置づけ,エネルギー物理学I,力学IIの知識を集約して,エネルギーの伝播の基本である振動の現象と,熱力学の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
2年生の総まとめとして,また,3年生以降の応用物理を見据え,微分や積分の概念を紹介しつつエネルギーの正体を解説する。エネルギー物理学IIで取り扱う内容は視覚化が難しく,概念でとらえる必要性が高い分野である。演習問題などを適宜行いつつ,日常生活に現れる現象とリンクさせながら議論を進める。
注意点:
1,2年生で学んだ物理と数学を理解できていることが,エネルギー物理学IIを履修する上での前提条件である。習得が不十分であれば,秋学期を利用してよく復習しておくこと。また,一度分からなくなると,理解が追いつくまでに非常に長い時間を要するため,分からなくなりかけたら,できるだけ速やかに質問したり,調査したりするスキルが要求される。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
等速円運動の基礎 |
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2週 |
慣性力の基本 |
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3週 |
単振動の基礎 |
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4週 |
ばね振り子と単振り子 |
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5週 |
熱力学の基礎① 温度、熱容量と比熱、熱量保存則 |
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6週 |
熱力学の基礎② ボイルシャルルの法則、気体の状態方程式 |
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7週 |
動力(エンジン)の基本 熱力学の第一法則とサイクル、熱効率 |
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8週 |
到達度試験(答案返却とまとめ) |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | 小テスト・レポート等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |