プログラミングⅡB(2077)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングⅡB(2077)
科目番号 0164 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成プリント / 入門ANSI-C三訂版,石田晴久 他 著,実教出版
担当教員 細越 淳一,細川 靖

到達目標

・フローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できること。
・C言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できること。
・各種アルゴリズムの考え方を理解し、説明できること。
・デバッグ等によりプログラムの正当性を確認できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
問題の解決フローチャートを用いて様々な問題を筋道立てて解決できるフローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できるフローチャートを用いて与えられた問題を筋道立てて解決できない
C言語の理解C言語の文法を正しく理解し、様々な問題をC言語により解決できるC言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できるC言語の文法を正しく理解し、問題をC言語により解決できない
アルゴリズムの理解各種アルゴリズムの考え方を理解し、説明できる各種アルゴリズムの考え方を理解しているアルゴリズムの考え方を理解していない
プログラムの正当性デバッグ等によりプログラムの正当性を確認でき、説明できるデバッグ等によりプログラムの正当性を確認できるデバッグ等によりプログラムの正当性を確認できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気情報工学コースではデジタルハードウェアとソフトウェアに関する広範囲な専門知識や技術の修得を目標としている。本科目では主にソフトウェア技術について学習し,2学年で学んだC言語による基礎的なプログラミング学習を継続しさらに発展させ、基礎技術の習得と実践的な応用を目的とする。
授業の進め方・方法:
各テーマについて講義を行い,そのテーマごとに演習課題を提示し,パソコン室にて演習を行う。また,授業の区切りでは小テストを行い学習の到達度を確認する。前半は思考型ゲームの製作を目標に、中規模程度の大きさのプログラム開発を行う。その後は、数値計算およびデータの並べ替えのアルゴリズムについて学習する。特にデータの並べ替えでは、アルゴリズムによる処理能力の違いを体験的に学習し、アルゴリズムの大切さを認識する。
注意点:
予習・復習に心掛け、教科書の例題などを自ら進んでコンピュータに入力して実行してみること。
授業では、教科書やプリントを用いた講義に加え、第一パソコン室での演習課題が提示される。予習復習だけでなく、実際のプログラミングが必要となる。授業時間のみでなく放課後などを用いた積極的な演習が望まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 復習:関数とポインタ
2週 中規模プログラムの開発1
3週 中規模プログラムの開発2
4週 中規模プログラムの開発3
5週 中規模プログラムの開発4
6週 中規模プログラムの開発5
7週 中規模プログラムの開発6
8週 到達度試験(中間)
2ndQ
9週 連立一次方程式の数値解法 (1)
10週 連立一次方程式の数値解法 (2)
11週 ソーティングアルゴリズム
12週 ソーティングプログラム作成
13週 ソーティングアルゴリズム性能比較
14週 ファイル操作
15週 到達度試験
答案返却とまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・演習合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000