到達目標
基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できること.
ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行えること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本的な機能と操作法、および応用機能を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できる | 基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できる | 基本的な機能と操作法を理解し,図面を能率的かつ精確に作図できない |
評価項目2 | ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行え、応用できること | ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行える | ペーパー空間とモデル空間の概念を理解し,図の配置や倍率設定が適切に行えない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
製品の設計・製作を行うことにおいて,図面作成は必須である.現在では,図面作成の強力なツールとしてCADが主流を占めており,設計者にとってCADを習得することは,機械系であれ,電機系であれ必須と言っても過言で はない.本授業では,学科横断科目の一つとして,機械設計を例にCADを実習し,CAD についての基本的な知識・操作法などについて習得する.
授業の進め方・方法:
CADシステムの概要に続き,最新のCADソフト「AutoCAD2007」による図面作成・編集方法を学ぶ.CADを始めて使う人を念頭に,基本的な操作から解説し,毎回実習や演習を適宜行うことにより,操作法を体得できるようにする.
注意点:
最後の授業において,一定時間内に作図するテストを行う.各機能について,自分一人で操作できるように身につけておくことが必要である.課題への取り組みの中で自分が十分に理解できていない点が明らかになるので,担 当教員などに質問して理解し,必要に応じてメモするなどしておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
CAD 概要,基本操作(1) |
CAD の概要を理解し基本操作ができる。
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2週 |
基本操作(2) |
基本操作ができる。
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3週 |
作図機能,図形編集機能(1) |
作図機能,図形編集機能を理解し使用できる。
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4週 |
図形編集機能(2),画層(1) |
図形編集機能を理解し使用できる。 画層を理解できる。
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5週 |
画層(2),構築線の利用,寸法記入法 |
画層,構築線について理解し利用できる。 寸法記入法について理解し寸法記入できる。
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6週 |
印刷レイアウトの演習 |
演習内容を理解し実践できる。
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7週 |
作図演習1(L字ブロック) |
演習課題を作図できる。
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8週 |
作図演習1(続き),印刷(提出) |
演習課題を完成させることができる。
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4thQ |
9週 |
作業空間(1),作業空間(2),引出線 |
作業空間について理解できる。 引出線を使える。
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10週 |
作図演習2(グランドパッキン押さえ) |
演習課題を作図できる。
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11週 |
作図演習2(続き),印刷(提出) |
演習課題を完成・提出できる。
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12週 |
作図演習3(フランジ型軸継手) |
演習課題を作図できる。
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13週 |
作図演習3(続き),印刷(提出) |
演習課題を完成・提出できる。
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14週 |
操作方法の復習 |
これまでの学習内容が身についている。
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15週 |
作図テスト,印刷(提出) |
試験課題を時間内に完成・提出できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電磁気 | 電流が作る磁界をビオ・サバールの法則およびアンペールの法則を用いて説明でき、簡単な磁界の計算に用いることができる。 | 4 | |
電流に作用する力やローレンツ力を説明できる。 | 4 | |
電流が作る磁界をビオ・サバールの法則を用いて計算できる。 | 4 | |
電流が作る磁界をアンペールの法則を用いて計算できる。 | 4 | |
磁界中の電流に作用する力を説明できる。 | 4 | |
ローレンツ力を説明できる。 | 4 | |
磁性体と磁化及び磁束密度を説明できる。 | 4 | |
磁気エネルギーを説明できる。 | 4 | |
自己誘導と相互誘導を説明でき、自己インダクタンス及び相互インダクタンスに関する計算ができる。 | 4 | |
磁気エネルギーを説明できる。 | 4 | |
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。 | 4 | |
自己誘導と相互誘導を説明できる。 | 4 | |
自己インダクタンス及び相互インダクタンスを求めることができる。 | 4 | |
評価割合
| 作図テスト | 提出課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |