電気情報基礎Ⅲ(2046)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 電気情報基礎Ⅲ(2046)
科目番号 0243 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科電気情報工学コース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 東京電気大学編 入門電磁気学(東京電機大学出版局)
担当教員 佐々木 修平

到達目標

ビオ・サバールの法則、アンペールの法則を用いて、簡単な磁界計算ができる。
電磁誘導を説明でき、インダクタンスに関する計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
磁界ビオ・サバールの法則、アンペールの法則を用いて、応用問題を解くことができる。ビオ・サバールの法則、アンペールの法則を用いて、基本問題を解くことができる。ビオ・サバールの法則、アンペールの法則を用いて、基本問題を解くことができない。
電磁誘導電磁誘導を説明でき、インダクタンスに関する応用問題を解くことができる。電磁誘導を説明でき、インダクタンスに関する基本問題を解くことができる。電磁誘導を説明でき、インダクタンスに関する基本問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

DP3 専門知識の修得 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気情報工学コースの教育目標の一つは、電気工学の専門基礎に関する知識を身に付けることである。本科目では、磁界に関する理論を習得し、電磁現象の基本的な考え方を理解することを目標とする。
【開講学期】冬学期週4時間
授業の進め方・方法:
電気および電子工学の学習分野は、極めて広く、応用技術も多岐にわたる。これらの電気・電子技術を学び、理解し、活用していくために、その基礎となる電磁気学の分野について学習する。理解度を確かめるために簡単な演習問題(小テスト)を行う。
到達度試験70%、小テスト・演習など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
注意点:
講義内容を理解するために、予習・復習をしっかり行うこと。
電気回路(オームの法則)や三角関数について、よく復習しておくこと。
与えられた問題を解くだけでなく、自主的にさまざまな問題に取り組むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 磁気
2週 電流と磁気
3週 磁性体
4週 透磁率、磁化
5週 磁気ヒステリシス
6週 ビオ・サバールの法則
7週 アンペールの法則
8週 中間到達度試験
4thQ
9週 磁気回路
10週 電磁力(ローレンツ力)
11週 電磁誘導
12週 自己インダクタンス
13週 相互インダクタンス
14週 磁気エネルギー
15週 到達度試験
16週 答案返却とまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電磁気磁性体と磁化及び磁束密度を説明できる。4
電流が作る磁界をビオ・サバールの法則を用いて計算できる。4
電流が作る磁界をアンペールの法則を用いて計算できる。4
磁界中の電流に作用する力を説明できる。4
ローレンツ力を説明できる。4
磁気エネルギーを説明できる。4
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。4
自己誘導と相互誘導を説明できる。4
自己インダクタンス及び相互インダクタンスを求めることができる。4

評価割合

試験小テスト・演習など合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000
000