到達目標
計測の分類法、計器精度や測定誤差の定義、単位の成立ち等、計測の基礎について説明できる。
静電界における電荷、電界、電位等を説明でき、それらを計算できる。
静電容量を説明でき、それらを計算できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
計測 | 計測方法(概念)について説明でき、実践することができる。 | 計測方法(概念)について説明できる。 | 計測方法(概念)について説明できない。 |
電界 | 電界、電位、電気力線、電束を説明でき、応用問題を解くことができる。 | 電界、電位、電気力線、電束を説明でき、基本問題を解くことができる。 | 電界、電位、電気力線、電束を説明でき、基本問題を解くことができない。 |
静電容量 | 静電容量を説明でき、応用問題を解くことができる。 | 静電容量を説明でき、基本問題を解くことができる。 |
静電容量を説明でき、基本問題を解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気情報工学コースの教育目標の一つは、電気工学の専門基礎に関する知識を身に付けることである。本科目では、電気計測、単位系、アナログ計測法について学び、正しい測定法、データ処理法を身につけることを目標とする。また、静電気に関する理論を習得し、電磁現象の基本的な考え方を理解することを目標とする。
【開講学期】春学期週2時間
授業の進め方・方法:
電気計測の手法や単位系について学習する。また、電気電子工学の基礎となる電磁気学の分野について学習する。理解度を確かめるために簡単な演習問題(小テスト)を行う。
到達度試験70%、小テスト・演習・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
注意点:
電気回路(オームの法則)や三角関数について、よく復習しておくこと。
関数電卓を持参してくること。
与えられた問題を解くだけでなく、自主的にさまざまな問題に取り組むこと。
自学自習の成果はレポート、小テスト、到達度試験によって評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
計測概念 |
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2週 |
各種計器、単位系 |
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3週 |
電荷、静電誘導
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4週 |
電界、電位 |
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5週 |
ガウスの定理 |
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6週 |
静電容量 |
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7週 |
コンデンサを用いた回路計算 |
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8週 |
到達度試験 (答案返却とまとめ) |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | 導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。 | 3 | |
電場・電位について説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則が説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 計測 | 計測方法の分類(偏位法/零位法、直接測定/間接測定、アナログ計測/ディジタル計測)を説明できる。 | 4 | |
精度と誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。 | 4 | |
SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。 | 4 | |
計測標準とトレーサビリティの関係について説明できる。 | 4 | |
指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。 | 4 | |
電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる。 | 4 | |
ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理を説明できる。 | 4 | |
有効電力、無効電力、力率の測定原理とその方法を説明できる。 | 4 | |
電力量の測定原理を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト・演習・課題など | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |