応用数学演習(5203)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用数学演習(5203)
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学専攻電気情報システム工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 工科系 線形代数 [新訂版] 筧 三郎 著 (数理工学社)
担当教員 鳴海 哲雄

到達目標

線形(ベクトル)空間、線形写像(変換)、固有値・固有ベクトル、対角化、ジョルダン標準形。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できることが目標となる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1換)。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が正確に理解できること線形(ベクトル)空間、線形写像(変換)。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できること換)。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できない
評価項目2固有値・固有ベクトル。各項目での用語の定義とその応用(計算方法)が理解できること固有値・固有ベクトル。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できること固有値・固有ベクトル。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できない
評価項目3対角化、ジョルダン標準形。各項目での用語の定義を理解できること対角化、ジョルダン標準形。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できること対角化、ジョルダン標準形。各項目での用語の定義とその概要(計算方法)が理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科での線形代数をもとに、さらに理工系学生として必要な数学的能力を習得して、現在専攻している応用分野に十分活用できるように、例題・演習問題を解答して計算力をつけ、理論の内容を納得することが目標である。
授業の進め方・方法:
本科での内容についても復習をするが、細部については各自のレベルで復習を十分にしてほしい。授業では、用語と基本定理の説明・証明をし、教科書の例題の解法を解説していく。多くの定理の証明は省かざるを得ないが、できるかぎり活用例で補っていく。
注意点:
授業で解説した例題の後に続く問題を必ず自分で解決して、内容の理解に努めてほしい。ポイントとなる箇所では、達成度確認のために課題を課すので確実に提出すること。疑問点については、オフィスアワーも活用すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1章 行列とベクトル 基本事項を理解する
2週 2章 連立1次方程式の解法(ガウス・ザイデル法も紹介)(1)
    
基本事項を理解する
3週 2章 連立1次方程式の解法(ガウス・ザイデル法も紹介)(2)
基本事項を理解する
4週 3章行列式(本科2年次の復習)(1)
基本事項を理解する
5週 3章行列式(本科2年次の復習)(2)
基本事項を理解する
6週 4章 線形空間(1)
基本事項を理解する
7週 4章 線形空間(2)
基本事項を理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 5章 線形写像(1)
基本事項を理解する
10週 5章 線形写像(2)
基本事項を理解する
11週 6章 固有値・固有ベクトル(1) 
基本事項を理解する
12週 6章 固有値・固有ベクトル(2) 
基本事項を理解する
13週 6章 固有値・固有ベクトル(3)  
基本事項を理解する
14週 6章 固有値・固有ベクトル(4)   
基本事項を理解する
15週 期末試験 
16週 期末試験の答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力0000000
専門的能力90100000100
分野横断的能力0000000