国語ⅠB(0201)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語ⅠB(0201)
科目番号 1C02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位A: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 1
開設期 冬学期(4th-Q) 週時間数 4th-Q:2
教科書/教材 ①『古典を読んでみましょう』(ちくま新書)②『日本古典読本』(筑摩書房) ③『古典探究漢文編』(大修館) ④『新訂 図説国語 六訂版』(京都書房) ⑤『常用漢字の標準演習 改訂版』(東京書籍) ⑥『現代の国語』(東京書籍) ⑦『改訂版 ほんものの力がつく 現代語練習帳 ことのは』(いいずな書店)
担当教員 齋 麻子

到達目標

日本古典文学について、古文の基礎知識と文学史的背景をふまえた作品鑑賞を自主的にできる。漢文の初歩的な読解ができる。現代文の理解ができる。漢字テスト等を通して、語彙力を高める。言葉の大切さを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
古文の基礎知識と文学史的背景日本古典文学について、古文の基礎知識と文学史的背景をふまえた作品鑑賞を自主的にできる。日本古典文学について、古文の基礎知識と文学史的背景をふまえた作品鑑賞をできる。日本古典文学について、古文の基礎知識と文学史的背景をふまえた作品鑑賞をできない。
漢文の読解漢文の読解ができる。漢文の初歩的な読解ができる。漢文の初歩的な読解ができない。
現代文の理解現代文の理解が主体的にできる。現代文の理解ができる。現代文の理解ができない。
語彙力の向上自ら主体的に語彙力を高めることができる。語彙力を高めることができる。語彙力を高めることができない。
言葉の大切さの理解言葉の大切さを主体的に理解できる。言葉の大切さを理解できる。言葉の大切さを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 ◎ 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP6 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】冬学期週2時間
基礎的な教養が得られるような代表的な作品を日本文学のさまざまなジャンルから選び、自国の言葉や文化を学習する。また、漢文に関する基礎的な知識と理解を身につける。併せて現代文の読解力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に古典文学作品を鑑賞する。古文の読解を行い、歴史的背景を押さえ、作品理解を深める。漢文の文章について、読み方や解釈のしかたを習得する。併せて現代文の読解を行う。
注意点:
定期的に漢字テストを行う。宿題課題等の提出物は確実に提出すること。教科書・副教材の他に古語辞典と漢和辞典(電子辞書可)を持参すること。配布プリント(学習シート等)は紛失しないように国語専用のファイルを準備すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ガイダンス・自学自習について
語彙力テスト
提示された課題を理解できる。
10週 古典・テーマを見つける/古典文学を読む 古典文学の世界観を理解できる。
11週 古典文学を読む/漢字テスト1回目 古典文学の世界観を理解できる。
語彙力を向上できる。
12週 古典文学を読む/漢字テスト/2回目 古典文学作品を理解できる。
語彙力を向上できる。
13週 漢文を読む
漢文の世界観を理解できる。
14週 漢文を読む/漢字テスト3回目 漢文の世界観を理解できる。
語彙力を向上できる。
15週 漢文を読む
漢文の世界観を理解できる。
16週 到達度試験
(答案返却)
古文・漢文の知識を把握できる。
(古文・漢文の知識の把握を確認できる。)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。3
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。3
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。3
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。3
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。3
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。3
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。3
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。3
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。3
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験漢字テスト課題提出等態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000