到達目標
自然環境と人間の生活についての地理的見方、考え方が理解できる。
環境、国際社会など地理的な課題について自分自身との関わりを自覚し、広い視点を持ち、論理的に考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 多文化共生の考え方を理解し、積極的な行動ができる | 民族文化の多様性と、共生の考え方が理解できる | 異文化に対して、排他的な見方をする |
| 地域の課題と世界の繋がりを理解し、積極的に発言や活動ができる | 地域の課題と世界の繋がりを理解できる | 地域の課題と世界の繋がりを理解できない |
| 環境・社会の包括的な持続可能性について良く理解し、行動することができる | 環境・社会の包括的な持続可能性について理解できる | 環境・社会の包括的な持続可能性について理解できない |
学科の到達目標項目との関係
ディプロマポリシー DP1 ◎
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ディプロマポリシー DP5 ◎
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地域志向 ◎
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教育方法等
概要:
【開講学期】秋学期週2時間
世界の自然的環境と人間社会との関係、地域内あるいは地域間のさまざまな現象の構造や関係を理解する。
それは自分自身と、地域、国際社会、地球環境とのつながりを考えることでもある。
網羅的な知識より、諸事象の構造や関係性の理解を重視し、また現代の環境問題や国際化・情報化社会に主体的に向き合っていくための原則や基本的考え方を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
冬学期には「多文化共生」と「地域学」とを2大テーマとして、主に文化・民族をめぐる問題と、地域(北東北)の持続可能性についての課題とについて考えていく。テーマに応じて、グループワークを行うこともある。また学修単位のため、自学自習の課題も多くなる。
注意点:
冬学期は自ら調べ考える授業であり、主体的な意思表現とコミュニケーションが求められる。学習内容の復習とともに、学習のプロセスとそこから気づいたことを各自よくふりかえり整理しておくことが必要。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
文化と文明 |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識する。
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2週 |
文化・民族をめぐる問題 |
世界で起こっている内戦・紛争や難民問題の厳しい現実や、日本でも起っているヘイトスピーチ等、民族対立、差別等の問題の現実と構造について理解する。
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3週 |
紛争の解決に向けて |
UNHCRやNGOなど厳しい問題に取り組む国際的な活動について理解を深める。
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4週 |
多文化共生社会とは |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
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5週 |
北・東北地域の可能性と課題 |
震災復興や人口減少(地方創成)問題について理解する。当該地域における地域づくり、まちづくりの取り組みについて理解を深め、地域社会への参加意識を高める。
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6週 |
SDGs(持続可能な開発目標)(1) |
グループワークを通して、グローバルに考え、身近な課題に向き合う意識と姿勢を高める。
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7週 |
SDGs(持続可能な開発目標)(2) |
グループワークを通して、グローバルに考え、身近な課題に向き合う意識と姿勢を高める。
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8週 |
到達度試験とまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 後7 |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | 後1 |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | 後2 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 後8 |
評価割合
| 到達度試験 | その他の課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |