英語ⅠB(0064)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅠB(0064)
科目番号 1C20 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 1
開設期 夏学期(2nd-Q) 週時間数 2nd-Q:4
教科書/教材 Power On English Communication Ⅰ(東京書籍), Evergreen English Grammar 23 lessons & Workbook(いいずな書店)
担当教員 岡田 みゆき,木村 伸子,清川 紘樹

到達目標

読む、聞く、話す、書くという4技能を統合的に活用できるコミュニケーション能力の育成がこの科目の大きな柱となっている。中学校で学んだことを発展させる形で、基礎的な文法・語法・語彙などを積み上げるとともに、実践的に英語を理解したり表現したりする力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 中学レベルの文法や語彙が身についている中学校レベルの文法や語彙の80%を理解し、発展させることができる。中学校レベルの基礎的な英語を習得し、文法・語彙などを60%以上理解できる中学校レベルの基礎的な文法や語彙の理解が60%を満たさない
評価項目2 話の流れに留意して、まとまった量の英文を理解できる。まとまった量の英文を、未知語があっても文脈の中で内容を理解しようと努め、あらすじを十分に推測できる。まとまった量の英文を未知語があっても文脈の中で内容を理解しようと努める。まとまった量の英文を文脈から理解しようと努力しない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP5 〇 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP6 ◎ 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
英語でコミュニケーションを取るのに必要な基本的文法・語彙を学び、4技能(読む、書く、話す、聞く)を伸ばす。
授業の進め方・方法:
テキストを用いて基本的な語彙や文法を学び、ペア活動やグループ活動を通してコミュニケーションを図り、自分の考えを他人が分かるように伝える機会を多く持つよう工夫する。
基本例文の暗唱小テストを継続することで、英語で考えたり実際に発音する機会を多く持つようにする。
検定教科書はなるべく英語で授業を行い、文法説明や演習には日本語を中心に行う。
注意点:
積極的に授業に参加する意欲を持つことが求められる。また、提出課題は遅滞なく全て提出されるよう、期限を確認する。
授業には辞書を持参させ、辞書を活用する機会を持つことで辞書に親しませ、自立した学習者に育てることを目指す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 Power On : Lesson 5 Banana Paper (1)
Evergreen : Lesson 8-9 態(1),(2)
*ザンビアのバナナの茎から作られるバナナペーパーへの日本の伝統技術貢献を理解する。
*助動詞を使った受動態、進行形・完了形の受動態を理解する。
10週 Power On : Lesson 5 Banana Paper (2)
Evergreen : Plus 態 および振返り
*バナナペーパーの製品やその販売促進について論理的に伝える。
*注意すべき受動態の表現(疑問詞・群動詞・say,believeなど)を理解する。
11週 Power On : Lesson 6 Patterns in Human Behavior (1)
Evergreen : Lesson 10-11 不定詞(1),(2)
*人間の興味深い行動パターンに関する実験の手順や結果に関する雑誌記事を読む。
*不定詞の基本的用法(名詞的・形容詞的・副詞的)を理解する。
12週 Power On : Lesson 6 Patterns in Human Behavior (2)
Evergreen : Lesson 12 不定詞(3), Plus不定詞①
*人間の行動をコントロールする方法について論理的に伝える。
*意味上の主語、使役・知覚動詞を使った不定詞、完了形・進行形・受動態を理解する。
13週 Power On : Lesson 7 No Plastic or No Future (1)
Evergreen : Plus不定詞② および振返り
*プラスチックがもたらす環境破壊に関する論説文を読んで理解する。
*注意すべき用法、慣用的に使われる不定詞の表現(独立不定詞)を理解する。
14週 Power On : Lesson 7 No Plastic or No Future (2)
Evergreen : Lesson13 動名詞、Plus動名詞
*プラスチックごみによる海洋汚染について概要や要点をとらえて伝える。
*動名詞の基本的働き、受動態・完了形、重要表現を理解する。
15週 Review Power On : Lesson 5-7
Evergreen : Plus 動名詞と不定詞
*学習した単語・表現を復習し、定着を図る。
*学習した文法事項を復習し、定着を図る。
16週 到達度試験
振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。2
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。2
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。1
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1

評価割合

試験提出物・小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000