到達目標
(1) 正しい線の使い方を理解しまた正しい文字,数字を書くできること
(2) 第三角法を理解し,立体を正しく投影できること
(3) 寸法記号を正しく記入できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
正しい線の使い方 | ディバイダ、T定規を正しく使用し、平行・垂直が正しい線を引くことができる | T定規を使って平行・垂直な線を引くことができる | 線を引くことができる | 線・文字の記入ができない |
文字の記入 | 製図規格に準拠した正しい文字を正確に記入することができる | 正しい文字を記入することができる | 文字を記入することができる | 文字を記入できない |
第三角法の理解 | 第三角法を理解し,立体を正しく投影できる | 立体を正しく投影できる | 立体の投影図を理解できる | 立体の投影図を理解できない |
寸法記号の記入 | 製図規格に従って、寸法記号を正しく記入できる | 製図規格に従った寸法記号を記入できる | 寸法記号を記入できる | 寸法記号を記入できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【開講学期】春学期週4時間
機械部品,建造物,建築物等の図示法を理解することは,技術者に要求される必要不可欠な要素である.本講義では,製図規格,関連規格を正しく理解し,基礎的な製図能力,読図能力を身につけることを目標とする.
授業の進め方・方法:
製図規格の説明や機械要素の説明を講義形式で行い,その後理解度のチェックのために簡単な演習問題を行う.また,定期試験ではその理解度を確認する.成績は図面の評価75%[各図面において、先着10名、最終10名は評価が異なる]、到達度試験20%、小テスト5%にて評価を行い、総合評価100点満点のうち60点以上を合格とする。
注意点:
(1)休まないこと,(2)製図規格を正しく理解すること,(3)美しい図面を丁寧に作成すること.,(4)演習は全て期限内に必ず提出すること,(5)わからない点,疑問に思うことは積極的に質問すること。授業を受ける前にA4サイズのケント紙3枚を準備すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
製図の概要、製図機材と使い方、図面の構成 線・円・寸法の製図(1) |
製図の意義と重要性を理解し、基本的な線の書き方について理解する
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2週 |
線・円・寸法の製図(2) 線・円・寸法の製図(3) |
線・円・寸法を製図規格に従って記入することができる。
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3週 |
図形の表し方、寸法記入法 管フランジの製図(1) |
第三角法の図面を読み取り、図面にある品物の寸法を読み取ることができる
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4週 |
管フランジの製図(2) 管フランジの製図(3) |
管フランジの図面を読み取り、規格に従って製図することができる。
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5週 |
機械部品の図示法 ボルト・ナットの製図(1)
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ねじの用語を理解し、規格に従って各部の寸法を読み取ることができる。
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6週 |
ボルト・ナットの製図(2) ボルト・ナットの製図(3) |
ねじの呼び径から正しい寸法を理解し、規格に従って製図することができる。
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7週 |
ボルト・ナットの製図(4) ボルト・ナットの製図(5) |
ねじの規格を理解して、ねじまわりの製図を正しく行うことができる。
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8週 |
到達度試験 答案返却とまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 2 | 前2,前4,前6,前7 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前7 |
評価割合
| 図面 | 試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 20 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 75 | 20 | 5 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |