到達目標
1.アルカン・シクロアルカンの立体配座が習得できていること。
2.アルカンの反応が習得できていること。
3.アルカン・アルケン・アルキンの命名法を理解できていること。
4.アルカン・アルケン・アルキンの性質や特徴等を理解できていること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
アルカン・シクロアルカンの立体配座 | 立体配座について、2つ以上説明できる | 立体配座について1つ以上説明できる | 立体配座について1つも説明できない |
アルカンの反応 | アルカンの反応について、2つ以上説明できる | アルカンの反応について、1つ以上説明できる | アルカンの反応について、1つも説明できない |
アルカン・アルケン・アルキンの命名法 | ほぼ完全に正しい化合物名を書ける | 概ね正しい化合物名を書ける | 正しい化合物名をほとんど書けない |
アルカン・アルケン・アルキンの性質や特徴等 | 2つ以上化合物の性質や特徴等を説明できる | 1つ以上化合物の性質や特徴等を説明できる | 化合物の性質や特徴等をまったく説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
有機化合物の原子からの構成原理(結合論、構造式、異性体、分類等)と、アルカン・アルケン・アルキンの表記、命名法、特徴等について学習し、必要な問題解決が出来るようにする。本科目は有機系科目の基礎として重要であると同時に生物系科目の基盤としても重要である。
【開講学期】冬学期 週2時間
授業の進め方・方法:
1.アルカン・シクロアルカンの立体配座について学ぶ。
2.アルカン・アルケン・アルキンについて、命名法および特徴、主な反応等を学習する。
3.1年生の化学系科目の履修内容を踏まえ、基礎を充分理解した上で複雑なものへと進む。このため、随時学生諸君からの解答を求める演習問題を行い、各自の到達度を確認する。
注意点:
1.有機化合物は構成する元素は数少ないが物質は多様であり、複雑にもなり、学んだことを忘れやすい。暗記も必要であるが、よく整理されて使える知識を身につけるためには、理屈を基本に考えることが大切である。
2.理解しにくい点の予習復習等、日常的・継続的な自学自習が必要である。
3.成績は中間試験40%、到達度試験60%として評価を行い、総合評価を100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
4.補充試験を実施した場合、成績は補充試験100%とする。60点以上を合格とし、60点として評価する。
5.自学自習の成果は到達度試験と中テストにて評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
アルカン(アルカンの立体配座) |
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10週 |
アルカン(シクロアルカンの命名法と立体配座) |
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11週 |
アルカン(酸化と燃焼、ハロゲン化反応) |
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12週 |
中間試験、アルカン(ハロゲン化反応と連鎖反応機構) |
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13週 |
アルケンとアルキン(命名法) |
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14週 |
アルケンとアルキン(二重結合の特徴、三重結合の特徴、π結合、幾何異性) |
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15週 |
到達度試験 |
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16週 |
答案返却とまとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 2 | |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 2 | |
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。 | 1 | |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 1 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 1 | |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 1 | |
評価割合
| 中間試験 | 到達度試験 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 60 | 100 |