歴史B(0214)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 歴史B(0214)
科目番号 2C04 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 帝国書院『新詳世界史B』、帝国書院『最新世界史図説タペストリー 十九訂版』、授業プリント(歴史A(0213)で使用した教科書を引き続き使用する)
担当教員 佐伯 彩

到達目標

・現代の世界史に関する専門用語や知識を習得する。
・現代の国際情勢の変遷を理解する。
・現代の世界の文化を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界史に関する専門用語や知識を理解し、説明できる。世界史に関する専門用語や知識を理解できる。世界史に関する専門用語や知識を理解できない。
評価項目2国際情勢の変遷について理解し、説明できる。国際情勢の変遷について理解できる。国際情勢の変遷について理解できない。
評価項目3世界の文化について理解し、説明できる。世界の文化について理解できる。世界の文化について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 ◎ 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP5 〇 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】秋学期週2時間
 本授業では、20世紀以降の世界の歴史的変遷を概観する。現代において、刻一刻と国際情勢が目まぐるしく変化している。こうした現代にみられる国際情勢の変容、社会的な事件・事象、個々人のコミュニケーションの在り方について、現代史をつうじてその歴史的文脈を概観し、現代社会への理解を深める。また、諸外国との国際交流が緊密になった現代において、日本がどのように諸外国と交流してきたのかについても検討する。
授業の進め方・方法:
・教科書・資料集を用いつつ、授業プリントおよびスライドを中心とした講義形式を採る。また、アクティヴラーニングなどの主体的な学びをすすめる授業も適宜実施する。
 ※ただし、授業計画は授業理解の状況によって変更することもある。
・総合評価は授業参加点(20%)、授業課題点(20%)と学期末到達度試験(60%)で判定する。
・総合評価を100点満点とし、60点以上を合格とする。
注意点:
・身近な歴史にかかわるものに対して興味関心を持っておくこと。
・日ごろから世界の情勢(政治や文化など)について興味関心をもって追うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 現代世界の政治と文化①:「帝国主義論」 「帝国主義」とは何かを理解する。
2週 現代世界の政治と文化②:「第一次世界大戦」 第一次世界大戦の変遷とその意義について理解する。
3週 現代世界の政治と文化③:「ロシア革命」 ロシア革命の変遷とその意義について理解する。
4週 現代世界の政治と文化)④:「世界恐慌」 世界恐慌が各国の政治や国家の在り方にどのような影響を及ぼしたのか理解する。
5週 現代世界の政治と文化⑤:「ファシズム」 「ファシズム」とは何かについて理解する。
6週 現代世界の政治と文化⑥:「第二次世界大戦」 第二次世界大戦の変遷とその意義について理解する。
7週 現代世界の政治と文化⑦:「冷戦」 冷戦の起源と世界的波及について理解する。
8週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
答案返却とまとめ
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

授業参加授業課題到達度試験合計
総合評価割合202060100
基礎的能力202060100