グローバル実践英語ⅡA(0292)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 グローバル実践英語ⅡA(0292)
科目番号 2C23 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 2
開設期 春学期(1st-Q),夏学期(2nd-Q) 週時間数 1st-Q:2 2nd-Q:2
教科書/教材 English Firsthand Success, New Favorite English Logic and Expression Ⅰ, Native Camp
担当教員 大山 誠,岡田 みゆき

到達目標

コミュニケーションを円滑に進めるための語彙を増やして「聞く・話す」活動がスムーズにできることを目指す。また自分の考えを的確に伝えるための文が書けるようになる。
問題集を活用して1年の時に学習した文法事項の演習・小テストを行い、その定着を図る。夏休み中にNative Camp(オンライン英会話)を利用してネイティブと話すことへの抵抗を少なくする。

ルーブリック

Ideal Level of Achievement (Very Good)Standard Level of Achievement (Good)Unacceptable Level of Achievement (Fail)
Evaluation 1Students are able to write and express clearly and concisely their opinions on a number of subjects, using appropriate vocabulary and grammar.Students can express and write their opinions and ideas, with minimal errors.Students are not able to express or write their opinions, in a logical or understandable way.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP6 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では「聞く」「話す」活動を多く取り入れることによって、英語でコミュニケーションを図ろうとする意欲を育て、自分の伝えたいことが正しく相手に伝わるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
English Firsthand Success(テキスト)を使い、コミュニケーションに必要な語彙を増やし、リスニング力を鍛えるとともに発話する活動を多くする。夏休み中にはネイティブとの会話を8回こなし、実践を体験してもらう。また、基本的な文法を復習し理解を深め、表現の幅を広げることを手助けする。
注意点:
受け身の授業にならないよう、自分の考えを自由に述べることのできる雰囲気づくりに気を配る。また、授業中は文法事項などの複雑な説明を除いて、なるべく英語でのやりとりを多くする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction / 春休み課題に基づく小テスト
New Favorite : Lesson 3 助動詞(1)
授業の進め方、使用教材を理解しする。課題を早期に全員から回収する。



仮定法を正しく理解し、自分の意図することを仮定法で表現できる。
2週 Firsthand : Unit 7
New Favorite : Lesson 4 助動詞(2)
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
状況に応じて助動詞を正しく使うことができる。
3週 Firsthand : Unit 7
New Favorite : Lesson 5 受動態
英語で意思疎通ができる。
受動態が使われる状況を理解し、正しく使うことができる。
4週 Firsthand : Unit 8
New Favorite : Lesson 6 不定詞
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
不定詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
5週 Firsthand : Unit 8
New Favorite : Lesson 7 動名詞
英語で意思疎通ができる。
動名詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
6週 Firsthand : Unit 9
New Favorite : Lesson 8 分詞(1)
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
分詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
7週 Firsthand : Unit 9
New Favorite : Lesson 9 分詞(2)
英語で意思疎通ができる。
状況に応じて使われる分詞の様々な形を理解する。
8週 前半まとめテスト
助動詞、受動態、不定詞、動名詞、分詞の基本が定着する。
2ndQ
9週 Firsthand : Unit 10
New Favorite : Lesson 10 知覚動詞・使役動詞
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
知覚動詞・使役動詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
10週 Firsthand : Unit 10
New Favorite : Lesson 11 関係詞(1)
英語で意思疎通ができる。
関係代名詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
11週 Firsthand : Unit 11
New Favorite : Lesson 12 関係詞(2)
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
関係副詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
12週 Firsthand : Unit 11
New Favorite : Lesson 13 関係詞(3)
英語で意思疎通ができる。
関係詞の非制限用法、前置詞+関係代名詞の用法を理解する。
13週 Firsthand : Unit 12
New Favorite : Lesson 14 接続語句(1)
写真と音声を一致させることで語彙を増やす。場面に応じた会話を練習する。
接続詞の用法を理解し、正しく使うことができる。
14週 Firsthand : Unit 12
New Favorite : Lesson 15 接続語句(2)
英語で意思疎通ができる。
状況に応じた接続詞の使い方を理解する。
15週 Firsthand : 語句まとめ
New Favorite : 文法まとめ
語句・表現・文法事項の復習を行い、定着を図る。
16週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
学習内容について問われたときに、正しく答えることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。1
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

ExaminationPresentationMutual Evaluations between studentsParticipationPortfolioHomework, Quiz合計
総合評価割合70000030100
Basic Ability70000030100
Technical Ability0000000
Interdisciplinary Ability0000000