無機化学ⅠB(3074)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 無機化学ⅠB(3074)
科目番号 2C32 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 2
開設期 秋学期(3rd-Q),冬学期(4-th-Q) 週時間数 3rd-Q:2 4th-Q:2
教科書/教材 現代の無機化学/三共出版社 、 無機化学演習/三共出版社
担当教員 門磨 義浩

到達目標

1.基本的な錯体の構造や命名法が説明できる。
2.配位結合について基本的な内容が説明できる。
3.錯体の安定度について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1錯体の化学式や命名ができ、その性質や構造が説明できる。代表的な錯体の化学式や命名ができ、その性質や構造が説明できる。左記に達していない。
評価項目2配位結合について原子価結合法や静電結晶場理論で詳しく説明できる。配位結合について静電結晶場理論で説明できる。左記に達していない。
評価項目3錯体の安定性について、複数の側面から詳しく説明できる。錯体の安定性についてキレート効果に基づいて説明できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP3 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
無機化学は、現在知られているすべての元素を取り扱う化学である。多様な化学結合によりつくられる無機化合物は様々な性質を持つ。本科目では、化学反応の基本となる錯体化学の基礎を学び、錯体の命名法、錯体の安定度などについて体系的に学ぶ。秋学期は錯体の構造や命名法について演習問題を解きながら講義を行う。なお、錯化合物の命名法や英語名についてはその都度説明する。
授業の進め方・方法:
無機化学ⅠAで基礎となる原子の構造とその電子状態について学んだ上で、錯体の基本事項を説明する。本科目では錯体の構造や命名法について演習問題を解きながら講義を行う。なお、錯化合物の命名法や英語名についてはその都度説明する。到達度試験80%、課題等20%の割合で評価する。総合評価は、100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。

注意点:
1.無機化学は1年の化学をさらに専門的に深く学ぶ。よって1年の化学の基礎について十分理解しておくこと。
2.講義は多くの演習をまじえて行う。また、課題や小テストも積極的に行うので予習・復習を必ず行うこと。
3.自学自習の成果は課題によって評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 錯体化学/序論 錯体化学の用語や、代表的な錯体の性質、構造、色を
理解している
2週 錯体の命名法 錯体の定義や代表的な配位子名が説明できる
3週 錯体の命名法 代表的な錯体の命名法や化学式の表し方を理解してい
4週 配位立体化学 錯体の幾何異性体や光学異性体について説明できる
5週 配位化学 原子価結合法や静電結晶場理論について基礎的な内容
が説明できる
6週 錯体の安定度 錯体の安定度に影響する因子について説明できる
7週 錯体の反応 SN1,SN2機構による錯体配位子の置換反応について説明できる
8週 到達度試験
4thQ
9週 錯体化学/序論 錯体化学の用語や代表的な錯体の性質、構造、色を理解している
10週 錯体の命名法 錯体の定義や代表的な配位子名が説明できる
11週 錯体の命名法 代表的な錯体の命名法や化学式の表し方を理解している
12週 配位立体化学 錯体の幾何異性体や光学異性体について説明できる
13週 配位化学 原子価結合理論や静電結晶場理論について基礎的な内容が説明できる
14週 錯体の安定度 錯体の安定度に影響する因子について説明できる
15週 錯体の反応 SN1、SN2機構による錯体配位子の置換反応について説明できる
16週 到達度試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野無機化学水素結合、配位結合、ファンデルワールス力について説明できる。4
錯体化学で使用される用語(中心原子、配位子、キレート、配位数など)を説明できる。4
錯体の命名法に基づき、命名できる。4
配位数と構造について説明できる。4
代表的な錯体の性質(色、磁性等)を説明できる。4

評価割合

到達度試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000