集中数学演習(0317)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 集中数学演習(0317)
科目番号 4C09 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「大学編入のための数学問題集」 碓氷 他 著、大日本図書、教員作成プリント
担当教員 若狭 尊裕

到達目標

大学1年次相当の数学に触れ、大学編入試験に対応できるような数学の応用力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1大学1年次相当の積分が解ける大学1年次相当の積分の中で、簡単な積分が解ける大学1年次相当の積分の中で、簡単な積分が解けない
評価項目2ヘシアンが0となる極値問題が解けるヘシアンが0となる簡単な極値問題が解けるヘシアンが0となる極値問題が解けない
評価項目3大学相当の級数の問題を理解し的確にとらえることができる大学相当の級数の問題を理解し、とらえることができる大学相当の級数の問題を理解できない
評価項目4大学入試レベルの問題を解く多くのテクニックを身につけている大学入試レベルの問題を解くテクニックをある程度身につけている大学入試レベルの問題を解くテクニックを身につけることができていない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】秋学期
前半は、大学1年次相当の内容を演習問題を通して学び、その意味と解法を習得することを目標とする。
後半は、積分や不等式を中心とした証明方法に触れ、公式による計算ではなく論理を身につけられるようにする。
いずれも、テキストの大学編入試験の過去問を解けるように学習する。
授業の進め方・方法:
テキストの問題を解くために、用語、解法を順に復習も含めて説明していく。
例題を丁寧に解説していく。
注意点:
テキストの問題を解く演習を各自行うことが肝心である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 極限値① 極限値の応用問題を解く
2週 極限値② 極限値の応用問題を解く
3週 増減表① 受験に必須なテクニックを身につける
4週 増減表② 受験に必須なテクニックを身につける
5週 三角関数の積分 大学1年次相当の積分を解く
6週 無理関数の積分 大学1年次相当の積分を解く
7週 積分の複合問題 大学1年次相当の積分を解く
8週 級数① 級数の応用問題を解く
4thQ
9週 級数② 級数を利用した不等式を証明する
10週 テーラー展開 剰余項が0になる証明方法を経験する
11週 不等式を用いた証明方法 積分と不等式を用いた証明方法を学ぶ
12週 ヘシアンが0になる極値の問題① ヘシアンが0になる点の付近の挙動を見る
13週 ヘシアンが0になる極値の問題② ヘシアンが0になる点の付近の挙動を見る
14週 条件付き極値問題応用
複雑な条件下での極値を取りうる点を見出す。
15週 到達度試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000