到達目標
・線形代数と確率の基礎を理解して、応用をすることができる。
・数式処理システムを使って行列などの計算をすることができる。
・微分方程式について、発展的な問題を解くことが出来る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
線形代数と確率の基礎 | 応用のもととなる線形代数と確率の内容を深く理解している。 | 応用のもととなる線形代数と確率の内容をある程度理解している。 | 応用のもととなる線形代数と確率の内容を理解できない。 |
数式処理システムの利用 | 数式処理システムを使って高度な計算ができる。 | 数式処理システムを使って簡単な計算ができる。 | 数式処理システムを使うことができない。 |
マルコフ過程とその応用 | マルコフ過程を深く理解して、応用することができる。 | マルコフ過程をある程度理解して、応用することができる。 | マルコフ過程を理解せず、応用ができない。 |
1階微分方程式 | 発展的な問題を自力で解くことが出来る。 | 標準的な問題を解くことが出来る。 | 基礎的な問題を解くことが出来ない。 |
2階微分方程式 | 発展的な問題を自力で解くことが出来る。 | 標準的な問題を解くことが出来る。 | 基礎的な問題を解くことが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
ディプロマポリシー DP2 ◎
説明
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ディプロマポリシー DP3 〇
説明
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教育方法等
概要:
【開講学期】春学期週2時間
線形代数の応用は多いが、本講義の前半(馬渕担当部分)では、マルコフ連鎖をもちいたwebの検索方法であるGoogle Pagerankへの応用を紹介する。ここでは、行列計算を数式処理システムを使って計算する。
微分方程式について発展的な問題を解き、微分方程式およびその土台となる数学の知識の定着をはかる。
授業の進め方・方法:
馬渕担当部分は、線形代数の復習の後、必要な理論を学び、数式処理システムを使って計算する。
馬場担当部分は、微分方程式の発展的な問題を演習形式で解く。
成績評価の割合は、馬渕担当分と馬場担当分がそれぞれ50%ずつであり、
その内訳は、馬渕担当分は到達度試験が30%、課題が20%であり、馬場担当分は到達度試験が40%で小テスト等が10%である。
100点満点として、60点以上を合格とする。
注意点:
前半の授業では自分のPCが必要となる。
微分方程式の演習は分担して問題を解く。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
線形代数の復習 |
基礎事項の確認
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2週 |
数式処理システムの導入 |
Maximaのインストールと使い方
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3週 |
マルコフ連鎖 |
マルコフ連鎖を理解する
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4週 |
Google pagerank |
Google pagerank を理解する
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5週 |
1階微分方程式 |
問題集の1階微分方程式B問題を中心に解けるようにする
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6週 |
1階微分方程式・2階微分方程式 |
問題集の1、2階微分方程式B問題を中心に解けるようにする
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7週 |
2階微分方程式 |
問題集の2階微分方程式B問題を中心に解けるようにする
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8週 |
到達度試験 (答案返却とまとめ) |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | 小テスト・課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |