マテリアル・バイオ工学セミナーⅡ(3215)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 マテリアル・バイオ工学セミナーⅡ(3215)
科目番号 5C31 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 5
開設期 夏学期(2nd-Q),冬学期(4th-Q) 週時間数 2nd-Q:2 4th-Q:2
教科書/教材 各担当教員による
担当教員 松本 克才,菊地 康昭,齊藤 貴之,佐藤 久美子,本間 哲雄,新井 宏忠,門磨 義浩,川口 恵未,金子 賢介,小船 茉理奈,中澤 慶久

到達目標

1.卒業研究のための基本的な周辺知識を修得すること。
2.卒業研究のための基本的な専門知識を修得すること。
3.学外講師の講義から物質工学に関する新たな知見を修得すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1卒業研究のための周辺知識を修得できる卒業研究のための基本的な周辺知識を修得できる卒業研究のための基本的な周辺知識を修得できない
評価項目2卒業研究のための専門知識を修得できる卒業研究のための基本的な専門知識を修得できる卒業研究のための基本的な専門知識を修得できない
評価項目3学外講師の講義から物質工学に関する新たな知見を修得してまとめることができる外講師の講義から物質工学に関する新たな知見を修得できる外講師の講義から物質工学に関する新たな知見を修得できない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP4 ◎ 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP5 ◎ 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP6 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】夏学期週2時間、冬学期週2時間
卒業研究の成果を発表や卒業論文として報告するには、研究に関する専門知識やその周辺知識を習得することが必須である。これらの知識の修得を目標として、各研究室に分かれて、各専門分野の基礎および応用について学び、これを卒業研究などで得られた実験結果に応用する。また、広い視野を身につけることを目的として、大学や研究所、企業などから第一線で活躍している方々に講義をしていただく。
授業の進め方・方法:
各研究室に分かれて担当教員の指導のもとに授業を行う。各担当教員の内容については授業計画欄を参照すること。なお、学外からの講師による講義は集中形式で行う。
成績は授業に対する取り組み状況、レポート評価を100%として評価を行い、総合評価を100点満点として、60点以上を合格とする。
注意点:
各担当教員の指示に従う。
成績は各担当教員による授業、学外の講師による講義にたいる理解度を100%として、100点満点のうち60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 ガイダンス
10週 菊地  生物有機化学および高分子材料化学に関する講義・演習,および英語文献講読
11週 松本  固-液系不均一反応に関する文献購読、卒業研究に関する予備的学習
12週 長谷川  触媒調製,評価に関する文献講読と基礎理論および卒業研究に対する予備的学習
13週 齊藤  光合成や炭素材料などに関する英文講読と卒業研究の予備学習
14週 佐藤(久) 文献講読;高分子合成に関する内外の英語論文,卒業研究に関する予備的学習 高分子合成に関する内外の英語論文を読み,卒業研究に活用する予備知識を習得する
15週 本間  高温高圧技術に関する予備知識の習得後、文献購読 高温高圧技術に関する予備知識を理解し、活用できる。
16週 山本  分子生物学および遺伝学に関する文献;Molecular Biology of the Cell等
後期
4thQ
9週 新井  金属精錬プロセスに関する文献購読および背景・基礎知識の学習
10週 門磨  高性能二次電池電極材料開発および評価に関する文献購読および基礎知識の学習
11週 川口  生活習慣病にかかわる生体反応に関する文献購読、卒業研究に関する予備的学習
12週 金子 天然物化学に関する文献購読および基礎知識の学習
13週 小船 物質変換と資源循環に関する文献購読および基礎知識の学習
14週 非常勤講師(未定)
15週 非常勤講師(未定)
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後16
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前9
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後16
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3

評価割合

理解度合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00