線形代数ⅡB(0226)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 線形代数ⅡB(0226)
科目番号 0090 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 線形代数 (森北出版)、同左 問題集
担当教員 馬場 秋雄,馬渕 雅生,和田 和幸

到達目標

線形変換の固有値と固有ベクトルについて定義を理解する。
固有値・固有ベクトルが求められる。
正方行列の対角化ができ、応用ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1固有値・固有ベクトルについて理解をしている.固有値・固有ベクトルのうち、少なくとも1つを理解している.固有値・固有ベクトルを理解できない.
評価項目2固有値・固有ベクトルが求められる.固有値が求められる.固有値・固有ベクトルが求められない.
評価項目3正方行列の対角化ができ、応用問題が解ける.正方行列の対角化ができる.正方行列の対角化が出来ない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
線形代数は微分積分学と並び、数学を学んでいくための基礎科目である。本講義では、正方行列の固有値と固有ベクトルについての基本を学ぶ。その応用として行列の対角化の理解を目指す
授業の進め方・方法:
教科書の内容にそって基本事項を解説し、授業中に多くの練習問題を解いていく。教科書を中心に講義をするが、問題集も適時使う。理解度を確認するため,授業時間に小テストを行う。適宜、課題の提出も課す。
注意点:
自分で考え、計算することが最も大事なことである。授業中の演習の際には、他人の答を写さず、自分で解くことが最も重要である。疑問点などがあった場合は、オフィスアワーを活用して担当教員などに質問に行くこと。小テストと定期試験の答案は採点して返却するので、各自で到達度を確認すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 2次正方行列の固有値と固有ベクトル 2次西方行列の固有値・固有ベクトルが求められる。
2週 3次正方行列固有値と固有ベクトル 3次正方行r津の固有値と固有ベクトルが求められる。
3週 2次正方行列の対角化 2次正方行列が対角化できる。
4週 3次正方行列の対角化 3次正方行列の対角化ができる。
5週 対称行列の対角化 対称行列の対角化ができる。
6週 対称行列の対角化、その応用 対称行列の対角化を用いた応用問題が解ける。
7週 まとめ、演習 これまでに学習した内容に関連する問題を解ける。応用問題を解ける。
8週 到達度試験 これまで学習した内容に関連した問題を正確に解くことができる。
4thQ
9週 答案返却とまとめ 学習到達度を確かめ、本授業の振り返りができる。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000