基礎化学Ⅰ(3051)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎化学Ⅰ(3051)
科目番号 0136 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 化学基礎・化学/東京書籍,ニューグローバル 化学基礎+化学/東京書籍,ダイナミックワイド図説化学(改訂第6版)/竹内敬人 他 著/東京書籍,教員作成プリント
担当教員 福松 嵩博

到達目標

1)周期表を理解している。
2)元素とその化合物の性質を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 周期表の理解周期表について理解しており、説明できる。周期表について理解している。周期表について理解していない。
評価項目2 元素とその化合物の性質についての理解元素とその化合物の性質について理解しており、その特徴を説明できる。元素とその化合物の性質について理解している。各元素とその化合物の性質の違いを理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日常の様々な物質は、周期表に表された種々の元素やその化合物により構成される。元素は個々の性質からハロゲンやアルカリ金属などいくつかの特有のグループにわけることができる。今後、物質工学科の授業や実験では数多くの物質を扱うが、これらの理解には元素の性質を知ることが必須である。ここでは、各元素とその化合物の性質を学び、元素に対する理解を深めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
はじめに周期表の表現方法を学び、次に各元素とその化合物について学ぶ。量などの化学計算がほとんどなく、元素の性質を覚えていくことが主となる。各元素について授業が終われば、課題を課す、小テストを行うなどして、理解を深められるようにする。
注意点:
授業では周期表に表された全ての元素は扱えないため、重要元素のみの学習となる。重要元素だけでも覚える量は非常に多いので、予習復習が必要となる。元素に興味を持ち、継続して学習すること。余裕があれば授業で扱わない元素についても積極的に興味を持って各自学習して欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 周期表と元素の性質、水素と希ガス、ハロゲンとその化合物 周期表の見方(族、周期)を理解する。
水素と希ガス、ハロゲンとその化合物の性質や特徴を理解する。
2週 周期表と元素の性質、水素と希ガス、ハロゲンとその化合物 周期表の見方(族、周期)を理解する。
水素と希ガス、ハロゲンとその化合物の性質や特徴を理解する。
3週 酸素とその化合物、硫黄とその化合物 酸素とその化合物、硫黄とその化合物の性質や特徴を理解する。
4週 酸素とその化合物、硫黄とその化合物 酸素とその化合物、硫黄とその化合物の性質や特徴を理解する。
5週 窒素・リンとその化合物、炭素・ケイ素とその化合物 窒素・リンとその化合物、炭素・ケイ素とその化合物の性質や特徴を理解する。
6週 窒素・リンとその化合物、炭素・ケイ素とその化合物 窒素・リンとその化合物、炭素・ケイ素とその化合物の性質や特徴を理解する。
7週 アルカリ金属とその化合物、2族元素とその化合物 アルカリ金属とその化合物、2族元素とその化合物の性質や特徴を理解する。
8週 アルカリ金属とその化合物、2族元素とその化合物 アルカリ金属とその化合物、2族元素とその化合物の性質や特徴を理解する。
2ndQ
9週 1、2属以外の典型元素とその化合物、遷移元素とその化合物 亜鉛、アルミニウム、スズ、鉛とその化合物の性質や特徴を理解する。
遷移元素と典型元素の違いを理解する。
10週 1、2属以外の典型元素とその化合物、遷移元素とその化合物 亜鉛、アルミニウム、スズ、鉛とその化合物の性質や特徴を理解する。
遷移元素と典型元素の違いを理解する。
11週 鉄とその化合物、銅とその化合物 鉄とその化合物、銅とその化合物の性質や特徴を理解する。
12週 鉄とその化合物、銅とその化合物 鉄とその化合物、銅とその化合物の性質や特徴を理解する。
13週 銀とその化合物、その他遷移元素とその化合物 銀、クロム、マンガンとその化合物の性質や特徴を理解する。
14週 銀とその化合物、その他遷移元素とその化合物 銀、クロム、マンガンとその化合物の性質や特徴を理解する。
15週 到達度試験 到達度試験
16週 答案返却 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050