概要:
英語IIA,Bで学んだ文法および語法を復習しつつ、新たな文法・語法を学ぶことにより、幅広い話題について聞いたことや読んだことを理解し、情報や考えなどを英語で話したり書いたりして伝える能力を更に伸ばす。英語の構造に見られる英語話者の思考様式を理解し、異文化の理解を深める。語彙力は、高校1-2年生でマスターしておきたい基本語600-690語を身につける。
授業の進め方・方法:
高等学校外国語科用文部科学省検定済教科書『英語II』を用いて、英文の読解、文法事項の解説、語句の活用練習、発音練習、文化的背景の説明を行う。基本的に毎週小テストを実施する。英和・和英辞書は毎時間必ず持参しなければならない。
注意点:
予習として、テキスト本文の指定された箇所を読み、分からない単語・熟語を調べることが求められる。また、授業中の指導にしたがって、適切にノートを作成する。復習としては、単語・語句・文法・構文の暗記が必要である。また、本文の内容を理解するために、日頃から新聞、テレビの報道番組、インターネットのニュースサイトなど、情報源となるものには注意を向けておくこと、教科書の内容と関わる本を読むことも重要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |