マテリアル・バイオ工学演習Ⅰ(8007)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 マテリアル・バイオ工学演習Ⅰ(8007)
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学専攻マテリアル・バイオ工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 ベーシック化学工学, 橋本健治 著 (化学同人)、教員作成資料
担当教員 新井 宏忠

到達目標

1. 各分野における基礎学力の修得
2. 各専門分野における応用力の養成
3. 論理的表現によるプレゼンテーション能力の養成

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
移動現象(流動)エネルギー収支式、粘性法則を理解し、その式を使って演習問題を解くことができる。担当教員の助言により、エネルギー収支式、粘性法則を理解し、その式を使って演習問題を解くことができる。担当教員の助言があっても、エネルギー収支式、粘性法則を理解し、その式を使って演習問題を解くことができない。
移動現象(伝熱)フーリエの式、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができる。担当教員の助言により、フーリエの式、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができる。担当教員の助言があっても、フーリエの式、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができない。
移動現象(物質移動)Fickの法則、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができる。担当教員の助言により、Fickの法則、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができる。教担当教員の助言があっても、Fickの法則、無次元相関式の使い方を理解し、演習問題を解くことができない。
反応速度論、反応器の設計反応速度式をもとに、反応量、反応率を計算することができる。また、各種反応器における反応率を計算でき、操作条件を設定することができる。担当教員の助言により、反応速度式をもとに、反応量、反応率を計算することができる。また、各種反応器における反応率を計算でき、操作条件を設定することができる。担当教員の助言があっても、反応速度式をもとに、反応量、反応率を計算することができない。また、各種反応器における反応率や操作条件を求められない。
論文レビュー・発表自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめ、その分野の課題やテーマの新規性を論理的に他者に説明・解説することができる。自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめることができる。自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP3 ◎ 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
業で学んだ項目を「知っていること」と「使えること」には隔たりがあり、実務では後者の応用力・適用力が重視される。そこで本科で学んだ専門分野に関して、物理化学・移動現象・化学工学を中心に復習を行い、演習を通して知識の定着と応用力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
・熱力学(平衡論)と移動現象・反応速度論について、具体的な工業プロセス、生物反応を事例に演習問題に取り組む。

〇評価方法
・テキストまとめ発表30%、試験70%の割合で評価する。
・総合評点は100点満点として、60点以上を合格とする。
・補充試験は実施しない。
注意点:
・本科で学んだ内容を基礎に問題を設定するので、各分野の基礎的な内容をよく把握しておく。
・関数電卓を持参する。
・必要に応じて、授業ノート・教科書・参考書などを準備する。
・自学自習は試験および発表課題にて評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、演習①(物体の抵抗)
2週 演習:移動現象(流動)
3週 演習:移動現象(伝熱)
4週 演習:移動現象(物質移動)
5週 演習:反応速度式
6週 演習:反応器の設計
7週 演習:生物物理①
8週 演習:生物物理②
2ndQ
9週 試験
10週 レビュー発表1
11週 レビュー発表2
12週 レビュー発表3
13週 レビュー発表4
14週 レビュー発表5
15週 レビュー発表6
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000