概要:
【開講学期】春・夏学期週2時間
本授業では近現代以降の日本と世界の歴史をさまざまな諸資料を用いて多角的に理解・考察する。現代社会は近代以降の思想・科学技術の進化によってその価値観や社会構造が形成された。歴史資料を読み、様々なデータを分析することにより問題の本質をより深く理解する力を養う。
また、これらの分析・考察をするうえでグループワーキングを行う。このグループワーキングをつうじて、諸々の社会的技能を育成する。
授業の進め方・方法:
授業はアクティヴ・ラーニングの手法を基本として授業を実施する。授業の理解度に応じて授業内容を変更する可能性もある。
・教科書・資料集・授業プリントを用いる。また、予習・復習について、『明解歴史総合ノート』を使用する。また、必要な場合はオンラインでの動画配信も行う。
・総合評価は日々の授業課題(10%)とレポート(30%)に取り組み、2度の到達度試験(60%)で評価する。
・総合評価を100点満点とし、60点以上を合格とする。
注意点:
・受講生には積極的かつ能動的に授業に参加し、授業中に自身の社会への理解や関心を表現することを強く求める。
・国際社会の情勢や現在の我々の社会状況への関心を常に持っておくこと。
・19~20世紀の歴史は、「非人道性」や「人間社会の暗部」についても垣間見ざるを得ない。授業で用いる資料の選別については慎重に取り扱うが、心理的な負荷がかかるものも多いのであらかじめ留意しておくこと。
・近現代の国際社会の交流は、現代社会の根幹となる問題にも大きな影響を与えている。理系学問との関係を絶えず念頭に置きつつ、授業に意欲的に参加すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | 前1,前2,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 前1,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |