【留】日本語基礎ⅡA(0592)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 【留】日本語基礎ⅡA(0592)
科目番号 2Z26 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『中級』シリーズ.『ストーリーで覚える漢字』シリーズ.『留学生の日本語』
担当教員 馬場 亜紀子,杉山 暦

到達目標

1.標準的な文法・漢字・語彙を習得する。(中級前期文法、語彙3000語、漢字500)
2.留学生活で実際に直面する話題について、主要点が理解できる。
3.身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1標準的な文法・漢字・語彙を80%以上理解できる。標準的な文法・漢字・語彙を60%以上理解できる。標準的な文法・漢字・語彙の理解が60%に満たない。
評価項目2留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、明確に理解できる。留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、ある程度、理解できる。留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、理解できない。
評価項目3身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。ただし、不慣れな印象やぎこちなさを与えることもある。身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
標準的な文法・漢字・語彙を学習する。また、この内容をもとに実際の使い方を練習する。
授業の進め方・方法:
【文法】
 - 授業の中で適宜、語彙・文法の小テストを行う。
【漢字】
 - 授業の中で適宜、漢字の小テストを行う。
注意点:
・宿題や課題の提出期限を厳守する。正当な理由なく提出が遅れた場合、評価を減ずる。
・長期休暇中の宿題・課題も成績に含まれる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
『中級ピンク』L3
『ストーリーで覚える漢字』第21~22回
・本授業の目標と進め方、注意点を確認する。
・例を表すことができる。
・同じものがたくさんある、同じことが何度も起きることを述べることができる。
・第三者の願望を表すことができる。
・してはいけないことだと自覚していることを無意識にしてしまうことを述べることができる。
・理由を強調して述べることができる。
・他の事物にたとえることができる。
2週 『中級ピンク』L4
『ストーリーで覚える漢字』第23~24回
・ある事柄について、これまでの推移・変化や今後の推移・変化を表すことができる。
・グラフや表からわかることを端的に説明できる。
・比較表現を整理する。
3週 『中級ピンク』L5
『ストーリーで覚える漢字』第25~26回
・形容詞を名詞化できる。
・連用終止形を使うことができる。
・本来そうであると思われることを表すことができる。
・伝聞表現を整理する。
・長い文の特徴を掴む。
4週 『中級ピンク』L6
漢字第17~26回の復習、まとめテスト
・受身文において行為者を「によって」で表すことができる。
・「ために」の使い方を整理する。
・同一の状態が継続していることを表すことができる。
・(漢字第16回までで)日本語能力試験 N4 程度の漢字語彙を習得する。
5週 『中級ピンク』L7
『留学生の日本語』L1
・過去の状態やよくおこったことを思い出して述べることができる。
・立場・資格をはっきり表すことができる。
・想定されるものと実際の状況が異なることを表すことができる。
・会話中、主題となっている事柄を取り上げ、それについての意見や判断を述べることができる。
・条件表現を整理する。
・要望を表すことができる。
6週 『中級ピンク』L8
『留学生の日本語』L2
・ある期間中に行われる行為について、その頻度・回数に応じて正確に述べることができる。
・部分否定を使い、想定されることを婉曲的に述べることができる。
・頻度の低い行為について述べることができる。
・ある動作が実現するまで、別の動作をずっと続けることを表すことができる。
・状況に応じて変化することを表すことができる。
7週 『中級ピンク』L9
『留学生の日本語』L3
・一方の変化とともに他方も変わることを表すことができる。
・前文を分かりやすく言い換えたり、まとめたりすることができる。
・前文に対立する内容を導くことができる。
・「である」体が使える。
・使役・受身・使役受身の表現を整理する。
・公的な場で要望・願望を伝えることができる。
8週 到達度試験とフィードバック
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3

評価割合

到達度試験漢字まとめテスト小テスト宿題・課題の提出合計
総合評価割合3030301000100
基礎的能力3030301000100