住居計画(4423)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 住居計画(4423)
科目番号 2Z36 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位A: 1
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 2
開設期 春学期(1st-Q) 週時間数 1st-Q:2
教科書/教材 日本建築学会編「コンパクト建築資料集成」,その他資料を配布する
担当教員 馬渡 龍

到達目標

本科目の履修を通じて以下の目標に到達することが重要である。
1.住居計画・設計の手法一般について理解し説明できる。
2.住居計画の基本的考え方としてゾーニング・構造・スケール・断面・性能について理解し説明できる。
3.住居の各部の設計,外構,設計事例について理解し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1住居計画・設計の手法一般について良く理解し説明できる。住居計画・設計の手法一般について理解し説明できる。住居計画・設計の手法一般について理解も説明もできない。
評価項目2住居計画の基本的考え方としてゾーニング・構造・スケール・断面・性能について良く理解し説明できる。住居計画の基本的考え方としてゾーニング・構造・スケール・断面・性能について理解し説明できる。住居計画の基本的考え方としてゾーニング・構造・スケール・断面・性能について理解も説明もできない。
評価項目3住居の各部の設計,外構,設計事例について良く理解し説明できる。住居の各部の設計,外構,設計事例について理解し説明できる。住居の各部の設計,外構,設計事例について理解も説明もできない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP3 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
住宅は建築設計の基本である。「住宅は生活の容器」といわれるように、住宅設計において設計者とは単に容器としての住宅を設計しているのではなく、容器である住宅の設計を通じてそこで生活する家族の生活を設計している。本講義では、住宅設計を行うにあたり、専門家として最低限必要な知識を習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は板書かスライド(写真・図面)を用いて、各テーマについて解説していく。また、適宜資料を配布する。授業では各回小テストを実施する。
注意点:
授業は教員の説明をしっかりと聞き内容を理解する必要がある。また,小テスト(WEB)の成績も評価に含むので必ず提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 住居計画概論 住居計画の基本的な考え方を学ぶ
2週 住居計画の基本的考え方:ゾーニング 住居計画の基本的考え方としてゾーニングを学ぶ
3週 住居計画の基本的考え方:構造・スケール・断面・性能① 住居計画の基本的考え方として住宅の構造・スケール・断面・性能を学ぶ
4週 住居計画の基本的考え方:構造・スケール・断面・性能② 住居計画の基本的考え方として住宅の構造・スケール・断面・性能を学ぶ
5週 各部の計画:水廻りの設計,諸室の設計 住宅の各部の計画として水廻りの設計や諸室の設計を学ぶ
6週 外構の設計 住宅における外構の設計を学ぶ
7週 住宅の設計事例 住宅の設計事例を学ぶ
8週 到達度試験 講義の習得度をテストを通じて確認する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。3
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。3
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。3
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
建築計画・設計の手法一般について説明できる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力4020000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000