到達目標
3年生までに学んだ微分積分、線形代数について、総復習をする。主な目標は次のとおり。
・固有値・固有ベクトルが求められる。正方行列の対角化ができ、応用ができること。
・媒介変数表示を理解し、微分および積分ができること。極座標変換を用いて積分ができること。広義積分を行えること。
・2変数関数の導関数を求められること。全微分ができること。2変数関数の極値を計算できること。
・2重積分の基本的な計算ができること。変数変換を行い、2重積分を計算できること。体積や広義積分に対して、2重積分を適用する問題を解くことができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
3年間で学んだ微分積分、線形代数の総合的な理解度 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、十分に理解している。 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、概ね理解している。 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、全く理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【開講学期】冬学期30時間
学習習慣の維持と、微分積分、線形代数についての理解を深めることが目的である。
3年秋学期までに学んだ内容の復習をする。
授業の進め方・方法:
書き込み式のドリル「微分積分」、「線形代数」を使って学習を進めていく。
個人で演習を行って自分の実力を確認し,問題の解決を目指す。教員が必要に応じて解説を行う。
成績評価は,平常点(小テストとドリルの提出など)を70%、到達度試験の得点を30%として算出する。
注意点:
分からないことがあれば、まず教科書で復習をすること。
年度内に補充試験を行う場合には、補充試験の得点が60点以上であれば最終評価を60点とします。
なお、本科目は再試験対象外です。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
演習(1)ドリル線形代数 61, 71 演習(2)ドリル線形代数 72, 74 |
いろいろな連立方程式、グラム・シュミットの正規直交化法 固有値と固有ベクトル、正則行列による対角化
|
10週 |
演習(3)ドリル 線形代数 75, 76 演習(4)ドリル 微分積分 32, 33 |
対称行列の固有ベクトル、対称行列の対角化 媒介変数表示、媒介変数表示された曲線の接線
|
11週 |
演習(5)ドリル微分積分 59, 60 演習(6)ドリル 微分積分 61, 62 |
図形の面積(2)、極座標 極方程式で表される曲線、図形の面積(3)
|
12週 |
演習(7)ドリル 微分積分 57, 64 演習(8)ドリル 微分積分 65, 72 |
広義積分、曲線の長さ(2) 曲線の長さ(3)、曲面の方程式
|
13週 |
演習(9)ドリル 微分積分 73, 74 演習(10)ドリル 微分積分 75, 76 |
偏導関数と偏微分係数、合成関数の偏導関数 高次偏導関数、接平面
|
14週 |
演習(11)ドリル 微分積分 77, 79 演習(12)ドリル 微分積分 80, 81 演習(13)ドリル 微分積分 83, 84 演習(14) 総まとめ |
全微分、2変数関数の極値 陰関数の微分法、条件付きの極値問題 2重積分の計算(1) 、2重積分の計算(2) これまで演習で取り組んできた内容のまとめ
|
15週 |
演習(15) 到達度試験 |
|
16週 |
答案返却 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | 100 |
理解度 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
継続的な学習姿勢 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | 70 |